2022年6月18日土曜日

6月16日(木)6年情報モラル講座スタート!

 この日の5時間目、6年生を対象とした、本校独自の取組である、情報モラル講座の授業がスタートしました。現在の小学生のほとんどが、ゲーム機やスマートフォン、タブレットなどの機器を使って、インターネットを利用しているという実態があります。それに伴い、SNSを使っての誹謗・中傷などのいじめの問題も起こっています。

 本校では、このような実態を踏まえて、総合的な学習の時間を使って、2年前より、情報モラル講座の授業に取り組んでいます。この講座は、1時間ずつ実施され、本年度は全部で7時間計画しています。今回は、その第1回目の授業となります。


 第1回目の授業は、インターネット利用の実態調査の結果を受けて、情報社会の光と影について、みんなで考えていきます。
 子ども達の実態調査から、6年生がインターネットを利用している機器として「①スマートフォン」「②パソコン」「③ゲーム機」「④タブレット」がベスト4に上がり、子ども達にとって、インターネットが大変身近なものであることがわかりました。
 また、実態調査の結果から、インターネットを利用する時の約束をしていないと回答している6年生が25%(4人に1人)いることがわかりました。
 また、「インターネットをどのようなことに利用しているか?」という問いに対して、「調べ物」「動画」「メール」「ゲーム」「音楽」「SNS」等々の回答が寄せられ、6年生が様々な用途に利用している実態がわかりました。
 また、インターネットの利用時間については、土日で約半数の6年生が3時間以上利用しているという実態がわかりました。自分は、インターネットに依存しているかも?と思っている人は手を挙げてくださいと、挙手を求めると、ご覧の通りです。
 SNSを使って、メッセージのやりとりをしたことがあるか?の問いに対し、ちょうど半数の6年生が「ある!」と回答しています。これが、本校に限らず、小学生の実態です。情報モラルの授業がいかに大切で重要なのかがわかりますね。
 柿原先生から、これから始まる情報モラルの授業に「自分意識」を持って参加してほしいという話がありました。子ども達も、しっかりと頷いていました。
 そして、子ども達は、情報モラル講座の授業で、自分達が特に利用している「ウェブページ」「LINE」「写真や動画の投稿」「オンラインゲームによるネット依存」について学習を深めていくことを知りました。
 子ども達は、自分達がよく利用している、「ウェブページ」「LINE」「写真や動画の投稿」「オンラインゲーム」について、自分の経験と照らし合わせながら、利便性(光)と危険性(影)をみんなで話し合いました。
 さあ、話し合った利便性と危険性について発表です。柿原先生が、子ども達の発言を黒板に貼られた広用紙に、「ウェブページ」「LINE」「写真や動画の投稿」「オンラインゲーム」の利便性と危険性をどんどん書き込んでいきます。
 授業の最後には、今日の学習の振り返りを行いました。「この学習で、インターネットのことをたくさん知って、正しく利用できるようになりたい」「危険性について、きちんと知りたい」等々、これからの情報モラル講座の授業を期待し、楽しみにしている声がたくさん出されました。
 次は、「写真や動画の投稿」について焦点を絞って授業が行なわれます。お楽しみに!