2022年7月30日土曜日

7月29日(金)鹿島高校生による出前講座

 7月25日(月)27日(水)29日(金)の3日間(時間帯13:30~15:00)、本校会議室において、鹿島高校生による高校生ティーチャー出前講座が実施されました。これは、夏休み期間中に、鹿島高校生が市内小学校等に出向き、小学生の学びの手伝いを行うことを目的に企画されたものです。

 古枝小学校では、7月25日(月)27日(水)に、6年生を対象にした、夏休み宿題サポート教室が開かれました。また、7月29日(金)には、5年生を対象に、プログラミング教室が開かれました。


 6年生を対象にした、夏休み宿題サポート教室には、6年生が9名参加しました。これに対し、高校生ティーチャーは9名です。鹿島高校普通科のお兄さん、お姉さんたちが来校されました。子ども達は、9名の高校生を前にやや緊張気味です。
 いよいよ学習会の始まりです!6年生一人一人に高校生が一人付きます。マンツーマンでの学習指導です。参加した6年生はとてもラッキーですね。
 鹿島高校のお姉さんに丁寧に優しく教えてもらい、1時間30分の学習会は、あっという間に過ぎていきました。
 5年生を対象にした、プログラミング教室には、5年生が5名参加しました。これに対し、高校生ティーチャーは6名です。今回は、情報処理科のお姉さんたちが来校されました。
 子ども達一人一人に、高校生がマンツーマンで対応します。今日は、スクラッチというプログラミング言語を使って、キャラクターを自由自在に動かすプログラミングに取り組みます。
 「このキャラクターをこういうふうに動かしたいけど、どうすればいいの?」子ども達は、積極的に高校生に質問しながら、プログラムを完成させていきます。上手くいった時は、あちこちから「やったー!」と大きな歓声が上がります。大盛り上がりのプログラミング教室でした。


7月20日(水)夏休み前 全校集会

 いよいよ明日から夏休み。この日の1時間目、夏休み前の全校集会を体育館にて行いました。


 子ども達が体育館に集合。教室を出発した時から一切私語をせず、整然と入場し整列します。古枝小学校のいつもの姿です。
 校歌斉唱。子ども達の大きな歌声が体育館に響き渡ります。素晴らしいです!
 はじめに、校長先生からの話。明日から始まる夏休みに向けて、2つのお願いがありました。「①命を大切にする」「②普段できないことにチャレンジする」です。
 2つ目のお願い「②普段できないことにチャレンジする」では、自由研究のススメについて話がありました。その中で、校長先生が小学校6年生の時に取り組んだ自由研究「ヤマメ釣りに挑戦!」について話があり、子ども達も興味深く聞いていました。
 生徒指導主任の柿原先生からは、夏休みに向けて大切な4つの話がありました。「①命を守る行動」「②地域でのあいさつ」「③生活リズムを守る」「④マナーを守る」についてです。4つの約束守って楽しい夏休みを送ってください。


2022年7月24日日曜日

7月19日(火)4年「海洋プラごみ」について学ぶ

 この日の2校時目、4年生を対象に、「海洋プラごみ」の学習会が行われました。この学習会は、鹿島市ラムサール条約推進室の環境教育プログラムの一環として行われるもので、子ども達は、現代の環境問題の一つである「海洋プラスチックごみ」について深く学びました。


 はじめに、今日の環境学習のテーマである「海洋プラスチックごみについて考えよう!」が、鹿島市ラムサール条約推進室の方から提示されました。海洋プラスチックごみ???子ども達の興味・関心が高まります。
 今、世界中の海で起きている「海洋プラスチックごみ」の問題について話がありました。子ども達は、海に暮らしている多くの生き物達が「海洋プラスチックごみ」で苦しんでいる現状がわかり、その深刻さをしっかりと理解していました。
 さて、この「海洋プラスチックごみ」は一体、どこからやって来るのだろう?子ども達は、それが、自分達の身の回りから川を通って海に運ばれていることがわかり、とても驚いていました。
 これは、大雨の後の有明海の海岸の様子です。たくさんの草木や木切れなどのごみが、川を通って海岸に押し寄せています。
 有明海の海岸に押し寄せてきた草木や木切れなどの中に、たくさんのマイクロプラスチックが一緒に流れ着いています。マイクロプラスチックとは、5mmより小さいプラスチックのことで、海の生き物達を最も苦しめているプラスチックごみです。
 それでは、実際に、有明海の海岸に流れ着いた草木や木切れなどのごみの中から、マイクロプラスチックごみを探してみよう!さて、このごみの中から、マイクロプラスチックごみをどれだけ見つけられるかな?
 班ごとに、草木や木切れなどのごみが入ったトレーが2ケース配付されました。ピンセットを使って、そのごみの中からマイクロプラスチックごみを探していきます。
 「これじゃない?」「これかなあ?」「あっ、あったー!」「あっ、見つけたー!」等々、各班のあちこちから子ども達の歓声が上がります。みんなで互いに協力しながら、次々とマイクロプラスチックごみを見つけ出していきます。
 こんなに見つけました!ピース!シャーレの中に入っているマイクロプラスチックごみを見せる子ども達。ホントにたくさんあったんんだね。ビックリですね。
 マイクロプラスチックごみを探す体験をした後、改めて「海洋プラごみ」について鹿島市ラムサール条約推進室の方から話がありました。その中で、1回しか使わないプラスチックを減らすことを目的に2022年4月から始まった「プラスチック資源循環促進法」について話がありました。
 それでは、1回しか使わないプラスチックごみって、一体何だろう?例えば、スーパーで買い物する時に見かける食材載せ用のトレー、ペットボトル、レジ袋、等々。身の回りにたくさんあるよね。
 今年から、給食の牛乳にストローがなくなりました。これも、プラスチック資源循環促進法によるものなんですね。子ども達から「え~!そうなんだー」と声が上がります。環境を守るものだったんですね。
 そして最後に、自分達ができることについて考えました。プラスチックごみを減らす努力をしたり、ゴミを拾ったり、自然環境を守ることの大切さを伝えたり、・・・等々。今日は、子ども達にとって、とても有意義な時間となりました。そして、改めて環境を大切に守っていくことの大切さについて決意を新たにしていました。


7月19日(火)地区児童会

 この日の朝の時間、各教室に分かれて地区児童会が行われました。明後日から待ちに待った夏休みです。地区ごとに、これまでの生活の反省や夏休みのめあてなどについて話し合いました。


 玄関ロビーに、地区児童会が開かれる各地区の場所(教室)が掲示されています。2、3年生の子ども達が、自分の所属する地区の教室を確認しに集まってきました。6年生が、サポートとして寄り添ってくれました。
 まずは、登校時や地区での生活について振り返りました。「きちんと整列して登校していたか?」「地域の人に元気よく挨拶ができていたか?」「自転車のきまりを守っていたか?」「危険な遊びをしていないか?」等々、みんなで確認し合いました。
 夏休みのめあてについて話し合いました。「雨の日は川に近づかない」「自転車に乗る時はヘルメットをかぶる」「地域の人達に元気よく挨拶をする」等々、地区別に子ども達同士でしっかりとめあてを作っていました。楽しい夏休みにするためにも、めあてをしっかり守っていきましょうね。


2022年7月22日金曜日

7月15日(金)4年「有明海」を学ぶ

 この日の5、6時間目、4年生は、干潟体験を行うために「道の駅鹿島」に行きました。しかし、残念ながら、この日は雨が降っていて、雷注意報が発令されたため、干潟体験は中止、急遽「道の駅鹿島」内にある干潟交流館にて有明海の学習会を行いました。


 いざ、干潟体験へ出発ー!外は雨が降っています。でも、少々の雨だったら大丈夫だよ。
 道の駅鹿島に到着!残念!雷注意報が出たんだって。雨だけなら干潟体験はできるんだけども、雷の恐れがある場合は中止になるということでした。しょうがないね~。
 干潟体験が中止となったので、急遽、有明海について学ぶ学習会を行なうことになりました。まず、子ども達は、干潟交流館の2階にあるミニ水族館の見学に行きました。
 これは、有明海に生息するクラゲです。とっても幻想的できれいですね。ついつい見とれてしまいます。
 有明海に生息する魚たちも展示してありました。珍しい魚に目が釘付けとなりますね。
 ミニ水族館の見学が終わった後、研修室に移動し、有明海についての学習会が行われました。講師は、佐賀大学の藤井先生です。子ども達は、スライドを見ながら、有明海の成り立ちや自然環境などについて学びました。今日は、干潟体験はできなかったけど、その代わり有明海のことをよく知ることができました。
 有明海の学習会が終わり、外に出てみると、雨は止んでいました。みんなで干潟を見に行きました。
 干潟には、いっぱいのシオマネキが元気に動いていました。エサを探しているのかな?盛んにハサミを動かしています。
 ムツゴロウ、発見!たくさんのムツゴロウが干潟から顔を出していました。干潟体験で、ムツゴロウを捕まえたかったなあ~。

 子ども達がとっても楽しみにしている干潟体験。この日、できなかった干潟体験は、9月か10月に延期となりました。次は、晴れになるよう、みんなで祈りましょう。



7月13日(水)4年干潟の浄化実験

 この日の5時間目、4年生は、鹿島市ラムサール条約推進室から2名の講師の先生をお招きして「干潟の働きを知ろう!」というテーマで、干潟の浄化実験に取り組みました。子ども達は、この実験を通して、干潟が持つ浄化の力を知ると共に、干潟になぜ多くの生き物達が暮らしているのかを学びました。


 子ども達は、はじめに、干潟の浄化実験の進め方について説明を聞きました。
 いよいよ、実験のスタートです!まず、水の入ったビーカーの中に、墨汁を数滴落とします。
 墨汁を数滴落としたら、よくかき混ぜ、真っ黒になった水をろ紙に流し込みます。ろう斗の下の空のビーカーの中には、真っ黒の水がそのまま注がれていきます。何も変わりません。
 次に、シャーレに入った潟が各班に配られました。さて、次はどうするのかな?
 次は、墨汁入りの真っ黒の水の中に、潟を入れてよくかき混ぜて、潟入りの真っ黒の水を作ります。
 それでは、潟入りの真っ黒の水をろ紙に流し込みます。さて、どうなるのでしょう?子ども達も興味津々です!
 何と!ろう斗から落ちてきた水滴は、無色透明です!干潟の力が、真っ黒な水をきれいな水に変えるんですね。すごいですねー!子ども達からも歓声が上がりました。
 みんな、わかったかな。干潟の力ってすごいね!潟に汚れが付着してきれいな水になるのです。有明海は、見た目は潟で汚れているように見えますが、実は、潟の力でとってもきれいな海なんです。だから、たくさんの生き物達が暮らしているんですね。
 そして、干潟がなくなると、生き物達が暮らせなくなることを知りました。干潟の環境を守ることがとても大切なんですね。4年生の皆さん、干潟はふるさと鹿島の宝です。今日はとても大切なことを学びましたね。


7月13日(水)5年「古枝の恵み」学習会④

 5年生は、この日の1、2時間目、4回目の「古枝の恵み」学習会を行いました。今回の学習会は、PTA会長の小池真澄さんのミカン畑の見学です。実際に、小池さんのミカン畑を現地見学させてもらい、ミカン畑などについていろいろと質問したり、調査活動を行ったりしました。


 市のマイクロバス2台を使って、小池さんのミカン畑に向かいました。昨日まで雨の日が続いていましたが、今日は久しぶりに晴れとなりました。でも、朝からとっても暑いで~す。
 バスから降りて小池さんのミカン畑まで400mほど歩きます。
 急勾配の坂を上っていきます。小池さんのミカン畑まであと少しです。ガンバレ!5年生ー。ゴールは目の前です。
 急勾配の坂を上り切って、小池さんのミカン畑に到着。見晴らしのいい所を目指して小池さんのミカン畑の中をかき分けながら進みます。
 視界が開け、ゴールに到着!皆さん、お疲れさ~ん!頑張りましたー!
 ここは、湯の峰地区(浜小校区)になるということでした。有明海が一望できるとっても見晴らしがよい場所で、子ども達は歓声を上げていました。今日は少し霞が入っていましたが、本来なら、福岡県大牟田市の町並みや島原の普賢岳もよく見えるんだそうです。
 子ども達の質問に答える小池さん。ミカンの摘果について説明してもらってます。現地での説明は分かりやすいですね。
 さあ、いよいよ調査活動開始です。子ども達は、タブレットを手にミカン畑の様子などを写真や動画に撮って記録していきます。
 子ども達は、ミカン畑内を自由に移動しながら、精力的に調査活動を行っていきます。袋の中に土を採取したり、虫取り網で生き物を採取したり、等々。
 小池さんから最後に、大きな橙(だいだい)をいただきました。ありがとうございました。