2021年10月31日日曜日

10月29日(金)1年昔遊び体験交流会

 この日の3、4時間目、古枝地区老人会の皆さんをお招きして、1年生を対象に「昔遊び体験」を行いました。昔遊び体験は、例年1月に行われていたのですが、本年度から季節のいい10月末に実施することにしました。子ども達は、地域のお爺ちゃん、お婆ちゃん達と一緒に、いろんな昔の遊びを体験し、とても楽しい時間を過ごしました。


 はじめに、古枝地区老人会会長の下村さんから子ども達に挨拶がありました。子ども達も「今日はよろしくお願いします!」と元気に挨拶しました。
 子ども達は、グループに分かれて、順にいろんな昔遊びを体験していきます。ここでは、「お手玉遊び」を体験しました。とっても上手にお手玉をするお婆ちゃん達に、子ども達もビックリしていました。
 お婆ちゃんと「だるま落とし」をして遊びました。一番下の積み木を木づちで叩いて取り除いていきます。だるまを落とさないように上手に叩いていかなければなりません。悪戦苦闘の子ども達。なかなか難しいですね。
 ここは、「おはじき」をして遊ぶところです。遊びながら、お婆ちゃん達との会話も弾みます。
 お爺ちゃん達から「けん玉遊び」を習いました。けん玉を皿の上に乗せるのがなかなか難しかったですが、お爺ちゃんからコツを習って何度も挑戦しました。けん玉が皿の上に乗った時には、大きな歓声が上がりました。
 運動場では、「竹馬遊び」が行われています。お爺ちゃん達から、竹馬の乗り方のコツを習った子ども達は、たちまち上手に竹馬を操作できるようになりました。さすが、子ども達ですね。
 運動場では、「竹とんぼ遊び」も行われていました。天高く飛ぶ竹とんぼに、子ども達も大はしゃぎです。竹とんぼは、門前商店街の河浪さんの手作りで、今回の昔遊び体験のために、40個も提供していただきました。ありがとございました。
 あっという間に、昔遊びの時間が過ぎました。子ども達から、お爺ちゃん、お婆ちゃん一人一人に、感謝の気持ちを込めた折り紙のメダルのプレゼントが手渡されました。
 お爺ちゃん達も、子ども達から手作りのメダルを首にたくさんかけてもらい、とっても喜んでいました。
 「今日は、ぼく達、わたし達と、たくさん遊んでくれてありがとう!」子ども達全員で、お爺ちゃん、お婆ちゃん達に、感謝の言葉を伝えました。
 最後に、昔遊びを教えてくれた、お爺ちゃん、お婆ちゃん達と一緒に、記念写真を撮りました。子ども達のためにご協力いただきました、老人会の皆様、今日はありがとうございました。


2021年10月30日土曜日

10月27日(水)4年社会「鹿島おどりの歴史を学ぶ」

 4年生は、社会科の授業で「鹿島の歴史」について学んでいます。10月14日には、祐徳稲荷神社や門前商店街へ行き、その歴史などについて学習しました。今回は、「鹿島おどり」について学びます。

 そこで、この日の2、3時間目に、鹿島市観光協会の吉牟田副会長さんをお招きして、「鹿島おどりの歴史を学ぶ」学習会を開催しました。


 まず、吉牟田さんの紹介がありました。吉牟田さんは、鹿島市観光協会の副会長として鹿島市のまちづくりに尽力されておれます。中でも、「鹿島おどり」では実行委員長を長年務められており、「鹿島おどり」の第一人者です。
 それでは、質問タイムのはじまりです。一斉に子ども達の手が上がります。
 子ども達からは、鹿島おどりについて3つの観点「歴史」「保存・継承」「関わる人々の願い」から質問が出されました。
 子ども達は、鹿島おどりが、今から60年ほど前に起こった鹿島の大水害「7・8水害」からの復興を願って始まったことを知りました。子ども達は、当時の水害の写真を見ながら、鹿島にもこのような大水害が起きたことがあったんだと、大いに驚いていました。
 鹿島おどりの曲「鹿島一声浮立」を歌っている人が、あの有名な演歌歌手の‟都はるみ”さんであるも知りました。子ども達は、・・・???。オーイ!みんな、とっても有名な歌手なんだよ~。
 また、鹿島一声浮立の曲が、鹿島に昔から伝わる伝統芸能の一声浮立のリズムが元になっていることを知りました。どんなリズムか、ユーチューブで小舟津の一声浮立の映像を確認しました。「あっ、これ知ってる~。久保山にもあるよ」と、子ども達から声が上がりました。
 実は、鹿島おどりが、日本の各地の盆踊りで踊られていることを知り、子ども達も「へェ~!」と驚きの声を上げていました。ユーチューブで、東京、静岡、高知などで踊られている鹿島おどりの映像を、みんなで確認しました。日本各地で、鹿島おどりが愛されているんですね。
 子ども達は、吉牟田さんの話を聞きながら、電子黒板で映される映像や写真などを、熱心に自分のタブレットPCに録画していきます。後で学習をまとめるときに使えるものは何でも保存していく子ども達です。
 最後に、吉牟田さんが子ども達へ尋ねます。「鹿島は好きですか?」子ども達は元気な声で「ハーイ!」と返事します。そして、吉牟田さんから「鹿島が好きな人がいっぱいいたら、鹿島が賑わいます。鹿島をもっともっと好きになってほしい。鹿島一声浮立の曲を聞けば体が動き出す。鹿島を忘れないでほしい」と話がありました。
 吉牟田さんの話が終わり、最後は、ピロティに集まって、みんなで「鹿島おどり」を踊りました。
 「エッサ!エッサ!…」松林先生も、鹿島一声浮立の曲に乗って、みんなと一緒に踊ります。
 「エッサ!エッサ!…」みんな、とっても上手です。曲に乗って、何度も何度も踊る子ども達、みんな、とっても楽しそうです。
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 「エッサ!エッサ!…」吉牟田さんと一緒に踊る子ども達。‟鹿島おどり”って、とっても楽しいですね。みんな、鹿島おどりが大好きです!今日は、とっても楽しい学習会となりました。吉牟田さん、ありがとうございました。


10月25日(月)5年脱穀体験

 この日5年生は、5、6時間目を使って天日干ししていた稲の脱穀作業を行いました。今年も昨年と同じように、晴天に恵まれ豊作となりました。お陰様で270㎏のもち米が収穫されました。5月21日からスタートした米作り。約半年間にわたり米作りに取り組んできた5年生を、これまで支えてくださった、公民館の今村さん、久保山の鶴田さん、下古枝の松本さん、地区振興会をはじめその他多くの地域の皆さん、そして保護者の皆さん、本当にありがとうございました。


 はじめに、ピロティで、公民館の今村さんから、今日の脱穀作業について説明がありました。さて、今年はどれだけのお米が獲れるかな?ドキドキ、ワクワクしながら今村さんの話を聞いている子ども達でした。
 秋晴れの下、天日干しした稲の束を抱えて、一人一人脱穀機の前に並びます。お米がたくさん撮れればいいな~。
 一人一人、地域の方の指導を受けながら、運んできた稲の束を脱穀機に通していきます。
 脱穀機に稲の束を通す瞬間は、緊張しますね。上手くできるかな~。
 みんなで協力しながら、お米がいっぱい詰まった袋を軽トラックに運びます。1袋を3人がかりで一輪車へ、ヨッコラショ。
 軽トラックの荷台に乗せるのは4人がかりです。1袋30㎏もあります。これは重たいですね~。
 脱穀した後の残った藁も束にして集めます。これも、みんなで協力しながら運びます。
 軽トラックのそばに集めた藁の束は、12月のしめ縄作りに使います。それまで、公民館に保管してもらいます。
 最後に子ども達が行った作業の様子です。みんなで協力しながら、今日の作業中に田んぼに落ちてしまった稲を拾い集めます。自分達で長い時間をかけて丹念に作ってきたお米です。一粒たりとも無駄にしない‟もったいない精神”が大切です。
 田んぼに落ちていた稲を集めて脱穀機にかけていきます。脱穀機に設置された袋には、お米がいっぱいに注がれていきました。
 作業が終わり、みんなでこれまで支えてくださった地域の皆さんへお礼を言いました。「お陰様で、今年も実りの秋、豊作の秋となりました。みんなでお礼を言いましょう!」「ありがとうございましたー!」子ども達の元気な声が響き渡りました。


2021年10月29日金曜日

10月22日(金)古枝小 研究発表会

 10月22日(金)午後より、古枝小学校において、鹿島市教育研究大会が開催され、5年1組で算数科の公開授業、6年1組で体育科の公開授業が行なわれました。古枝小学校では、平成30年度から授業改善を目指し、「自ら進んで課題解決ができる児童の育成」をテーマにして、算数科と体育科の授業を中心に、実践研究に取り組んできました。この日は、市内外の小中学校から多くの先生方が参加され、算数科や体育科の授業の指導方法について熱心に研究協議が行われました。


 5年1組では、担任の吉本先生と教頭先生による算数のTT授業が行なわれました。学習内容は「図を使って考えよう」で、思考力・表現力等を伸ばすことを目指した内容です。
 どのように問題を解いていくか、グループのみんなで話し合いながら、解き方の見通しを立てていきます。先生も子ども達の話し合いの状況を見ながらアドバイスを送ります。
 最後は「解き方」について、自分の考えを互いに説明し合います。自分は、どのような考え方で、また、どのような手順で解いていったのか、相手が分かるように説明していきます。課題の解決方法をみんなで伝え合い確認し合うことで、思考力や表現力などがさらに育まれていきます。
 6年1組では、担任の柿原先生と授業協力者の藤井先生による体育の授業が行なわれました。学習内容は「跳び箱運動」です。子ども達は、レベルの異なる「跳び箱運動」にそれぞれ主体的にチャレンジしていきます。
 「あおむけ跳び」にチャレンジしています。すごいですね。できる子はどんどん高度な技にチャレンジし、レベルアップを目指します。子ども達は、自分で考えながら主体的に活動していきます。先生方は、伸び悩んだり、つまずいたりしている子を見つけてアドバイスをしていきます。
 時には、タブレットPCを使って、自分が跳んでいる姿を友達に録画してもらい、友達と一緒に自分の跳び方のフォームなどをチェックしたりします。課題解決のために、主体的に学習する子ども達です。
 会議室で行われた算数科の研究協議会の様子です。算数科の公開授業について、熱心に協議が行われました。市内の先生方から、子ども達の主体的で対話的な学び合いが大いに称賛されました。
 体育館で行われた体育科の研究協議会の様子です。体育科の公開授業について、熱心に協議が行われました。自分の課題を解決するために、めあてを持って積極的に活動していた子ども達の姿に、会場の先生方から多くの称賛の言葉が寄せられました。


2021年10月23日土曜日

10月19日(火)第3回きらめき集会

 この日、朝の時間を使って、第3回きらめき集会を行いました。この日のきらめき集会は、運動委員会と図書委員会の発表でした。


 はじめに、運動委員会の発表がありました。運動委員会では、運動することの3つの大切さ「健康で、病気になりにくくなる」「気分スッキリ、ストレス解消」「筋力アップ、力持ちになれる」について発表がありました。
 その後、運動委員会による「ジャンケン列車」を全員で行い、運動することの楽しさをみんなで味わいました。
 次に、図書委員会の発表です。まず、図書委員会が主催する「図書館祭り」のお知らせがありました。イラストコンテストやビンゴゲームなど、楽しいイベントが紹介されました。
 最後に、図書委員会による「各学年のお薦めの本」の紹介がありました。そして、「みんなでめざせ、100冊達成!」が呼びかけられました。みなさん、読書の秋です。図書館の本をたくさん読みましょう!


10月15日(金)5年稲刈り体験

 5年生が、5、6時間目を使って「稲刈り」に取り組みました。稲刈りは、保護者や地域の皆さんの協力を得ながら、1時間半ほどで終了しました。黄金色の稲を刈り終えたときの、満足感でいっぱいの子ども達の笑顔が素敵でした。


 まず、稲刈りを行う前に、公民館の今村さんから、稲刈りの仕方について習いました。上手くできるかな~?
 さあ、稲刈りのスタートです!子ども達は、田んぼに横一列に並んで、稲刈りを始めました。
 地域の人にも手伝っていただきました。ガンバレ、5年生!
 最初は、手つきがぎこちなく、稲を刈るのにたいそう力を入れていた子ども達でしたが、徐々にコツをつかみ始め、途中から要領よく上手に刈ることができるようになってきました。
 刈り取った稲は、束にして天日干しにします。ヨイショ、ヨイショ、みんなで協力しながら刈り取った稲を竿にかけていきます。
 稲は、天日で干すことで、アミノ酸と糖の含量が高くなり、お米の旨みと栄養分が増すと言われています。天日干しは、ただ乾燥させるだけではなく、お米を美味しくするための大切な作業であることを、子ども達は知りました。
 天日干しの作業が一通り終えたところで、今村さんが、子ども達を集めます。「田んぼに落ちている稲をみんなで拾いましょう!」
 子ども達が、田んぼに落ちている稲を拾いに、一斉に走り出します!
 みんなで、協力して、田んぼに落ちている稲を集めます。日本人の美徳「もったいない精神」を学ぶ子ども達です。ガンバレ、5年生!
 落ちていた稲を集めて束にします。2つも束ができ上り、大いに満足している子ども達でした。
 作業を終えた子ども達の顔は、笑顔でいっぱいに輝いていました。手伝っていただいた、保護者の方も地域の方も入ってもらって記念写真でーす!やったー!