2021年2月27日土曜日

2月26日(金)6年生を送る会

 本日13時30分より、「6年生を送る会」が開催されました。本年度の卒業式は、新型コロナ対策のため、在校生は5年生のみが参加することになります。よって、この「6年生を送る会」が、全校児童の6年生との‟お別れの会”となりました。どの学年も、6年生に対する感謝の気持ちを精一杯に表し、素晴らしい発表となりました。


 今日の主役は6年です。在校生の大きな拍手で入場してくる6年生、誇らしい笑顔が素敵ですね。
 今日の司会進行は、運営委員会の5年生です。6年生に代わり、堂々とした司会進行を見せてくれました。
 はじめに、1年生の発表「えんぴつころりん」です。かわいいネズミ達に扮した1年生が、劇を通して、たくさんお世話をしてくれた6年生のお兄さんお姉さん達への感謝の気持ちを伝えました。最後は、リコーダーで合奏を披露し、6年生から大きな拍手をいただきました。
 次に、2年生の発表「‟6年生”って、すご~い!感謝の気持ちを込めて」です。6年生を見ていて、‟すごい!”と思ったことを劇にして発表しました。運動会での応援合戦は、特に思い出に残ったようですね。2年生達が自分達で考えた劇でした。とっても素晴らしかったです。
 3年生は、劇「大好き6年生」を発表してくれました。この劇は、古枝小の生活目標「あ・じ・ろ・む・は」に合わせて、6年生が自分達のために模範を示してくれたことを、面白おかしく劇にして感謝の気持ちを表したものです。3年生の劇に、6年生も大いにうけていました。
 4年生の発表は、合奏「ありがとう!6年生にソラシメロディー」です。4年生が、6年生への感謝の気持ちを、「ソ・ラ・シ」の3つの音を使ってメロディーにし、発表しました。とても優しいきれいな曲がリコーダーで演奏され、6年生も聴き入っていました。ありがとう、4年生。
 在校生発表のトリを飾るのは、5年生の発表「感謝の気持ちを表現しよう~最強のライバル」です。はじめに、6年生一人一人の名前を呼んで感謝の言葉を述べ、感謝状を渡しました。6年生は、恥ずかしそうに、でも、とっても嬉しそうに受け取っていました。
 そして、6年生へ、「後は任せてください」という思いを込めて、運動会で6年生と一緒に演じたソーランを渾身の力で踊りました。6年生達は、ソーランを力強く踊る5年生の姿にとても感動していました。
 在校生の発表が終わり、最後に6年生の発表です。在校生への感謝の気持ちを込めて、劇「1年間をふり返って~感動と感謝の卒業式を目指した6年1組の歩み」を発表しました。
 1年間に学級で起こった様々な出来事を、天使役と悪魔役に分かれて、かわいく、かっこよく、そして、コミカルに演じて発表してくれました。天使と悪魔の言葉の掛け合いがとっても面白かったです。さすが!6年生。会場は、大きな笑いと感動に包まれました。
 今日の「6年生を送る会」の振り返りタイムです。子ども達の手が一斉に上がりました。
 6年生からは、在校生の発表がどれも素晴らしかったこと、そして、感謝とお礼の言葉が述べられました。
 6年生の退場です。6年生のみなさん、古枝小学校の新しい伝統と文化を創ってくれました。みなさんの頑張りと功績は、決して忘れません。在校生が必ず引き継いでいきます。ありがとう!6年生。
 今回の「6年生を送る会」は、新型コロナ対策のため、6年生の保護者の方のみが参加となり、しかも、体育館上のギャラリースペースでの参観となりました。
 そこで当日、各教室に設置されている電子黒板に、送る会の映像をリアルタイムで映し出す‟リモートライブ”を実施しました。また、送る会の模様は、後日、鹿島ケーブルテレビでも放映されます。ぜひ、ご覧になってください。


2021年2月26日金曜日

2月25日(木)校長先生の授業(中学進学に向けて)

 この日の4校時目、本校を卒業して中学校へ進学する6年生に向けて、最初で最後の校長先生による授業がありました。中学生になると、高校受検が控えています。そのために、進路指導の授業がたくさんあります。卒業していく6年生に、中学生としての心構えとして、将来の夢・進路について考えてもらおうと、この授業を実施しました。


 授業のテーマは、「自分の将来の夢を描き、輝いて生きることを考えよう!」です。自分の進路を見つけるためには、まずは「自分の将来の夢」を描くことが大切です。こんな話から、授業がスタートしました。
 まず、6年生と確認したことは、学校(小中高等)を卒業したら、「社会人=社会の一員」になることです。社会の一員とは、もう少し具体的に言うと、「よりよい社会をつくる一員」になるということです。そして、「よりよい社会をつくる」ということは「働くこと」、そして、「働くこと」とは、「人(社会)のために動く、行動する」ということであると話しました。
 「学校は何のためにあるのか?」それは、社会人となるための基礎を学ぶために存在するということを伝えました。「その基礎とは?」具体的に言うと、1つは「基礎学力」です。2つ目は「社会性」(礼儀・マナー、コミュニケーション力、協調性、ルールを守る力、相手の気持ちや思いをくみ取る力、等々)です。そして、3つ目は「将来を描く力」であることを伝えました。
 次に、「自分の将来を描く」ということは、「自分の仕事を見つけることである」という話をしました。そのために必要なこと、それは「自分のことを知る」こと、次に「現実の社会に触れる」こと、そして「夢のある、やりがいのある仕事を見つける」ことであると伝えました。人のため、社会のため、このような仕事をしたい、見つけたい、それが、「夢を持つ」ということであると話しました。
 そこで、6年生に、夢を持つための授業、ドリームボード授業を来週3月4日(木)5日(金)に予定していると伝えました。子ども達はとても興味深く、話を聞いていました。
 最後に、ドリームボード授業の動画(10分程度)を視聴しました。これは、校長先生の前任校(牧島小学校)で実施した時の動画です。動画を見終わった後、6年生から「やってみたい!」という気持ちがいっぱい伝わってきました。
 ドリームボード授業は、昨年度、古枝小でも行っています。また、本年度は、東部中でも実施されました。6年生にとって、素晴らしい体験となることだろうと思います。お楽しみに!


2月24日(水)5年第3回情報モラル講座

 この日の3校時目、5年生を対象に、第3回情報モラル講座の授業が行われました。この日の講座のテーマは、「LINE」です。LINE等を使ってメールをやり取りする場合の危険性について、子ども達と共に、考えや意見を出し合い学習を深めました。


 授業のはじめに、今日の学習のめあて「LINEの光と影について考え、正しく、安全に利用できるようになろう」をみんなで確認しました。
 柿原先生から、今日の学習のキーワード「想像する力」について話がありました。みんなでキーワードをしっかりと確認し合いました。
 まず、文科省から配信されている情報モラル学習動画「ひとりよがりの使い方にならないように」をみんなで視聴しました。これは、メッセージのやり取りの中に潜む危険性について考える動画です。子ども達は、自分意識を持って真剣に動画を見ていました。
 動画を見終わった後、3人の登場人物の間で起こったトラブル(仲間外し)の原因について考えてみました。
 さあ、それでは、みんなでトラブルの原因を確認します。子ども達の手が一斉に上がりました。
 子ども達から様々な意見が出されました。「3分返信というルールを作ったから」「状況が伝わっていない」「家の約束を友達に伝えていなかった」等々。
 次に、予防策について考えていくことにしました。みんなそれぞれの考えをワークシートに記入していきます。
 子ども達から、次々と貴重な意見・予防策が出されました。「家でのルールを前もって知らせる」「無理のないルールにする」「親に自分達のルールを知らせておく」等々、子ども達が自分意識を持って意見を出し合い、考えを深めていきました。
 次は、トラブルが起きたときの解決策についてです。隣同士が集まり、意見交換を行います。自分の考えを広げたり、深めたりしていきました。
 子ども達からは、「親に相談して友達を呼んで事情を説明、仲直りをさせる」「相手に直接、その時の状況を話す」などの、貴重な意見が出されました。発表毎に、子ども達は大きく頷いて聴いていました。
 子ども達からの意見が出た後、動画「ひとりよがりの使い方にならないように」の解説動画をみんなで視聴しました。動画の中には、携帯電話を使わない方がいい場面、携帯が取れないような場面として「勉強中」「お風呂」「睡眠中」「食事中」などがあり、みんな大きく頷いていました。
 最後に、子ども達の行動宣言がありました。「これからは、友達で作ったルールを親に伝えたり、親と作ったルールを友達につたえたりしたい」「相手のことを想像することを心がけて、LINEやメッセージのやり取りを正しく安全に利用したい」等々、たくさんの宣言が出されました。
 5年生の情報モラル講座はひとまず終わりとなります。後半は、6年生になってから「写真や動画の投稿」「オンラインゲームによるネット依存」について学習することになります。お楽しみに!



2021年2月21日日曜日

2月18日(木)6年情報モラル講座 受講認定証授与

 この日の6校時目、6年生を対象に、6年教室において、情報モラル講座受講認定証の授与式を行いました。授与式では、情報モラル講座全8回の授業を通して、情報モラルについてしっかりと学んできた6年生全員を大いに称賛しました。


 すべての6年生が、情報モラル講座全8回の授業を通して、情報モラルについて大切な知識をしっかりと学びました。これから、情報モラル講座受講認定証授与式を行います。
 校長先生が受講認定証を読み上げます。「あなたは、令和2年度古枝小学校情報モラル教育講座の課程を修了したことを認定します。これからは、学習したことを活かし、情報社会と上手くつきあっていくことを期待します」
 厳粛な中、校長先生から、6年生一人一人に、受講認定証が渡されていきます。みんな、よく頑張ったね。
 受講認定証の授与が終わった後、校長先生から話がありました。情報化社会に対応できる専門的な知識や技術的スキルをしっかり身に付けることと同時に、危険な部分にもしっかり対応できるようになってほしい。6年生のこれからの活躍を大いに期待しています。
 子ども達も、校長先生の話をしっかりと聴いていました。さすが、6年生!
 6年生が作成した壁新聞が教室前廊下に貼ってあります。学級懇談会等に来られた際には、ぜひ、ご覧になってください。また、来月、鹿島ケーブルテレビで、情報モラル講座の取組が紹介されます。これも、ぜひ、ご覧ください。

 

2月18日(木)6年情報モラル講座 発表会

 この日の5校時目、これまで情報モラル講座で学習した成果をみんなで発表し合い、再確認をしました。どのグループも、素晴らしい発表でした。情報モラル講座の授業が、子ども達にとって大変意義ある学習となったことをあらためて感じました。


 このグループは、LINEを安全に使うことをテーマに壁新聞を作り、発表しました。LINEは、これからコミュニケーションツールとして、最も利用されることが予想されます。トラブルの具体例も示しながら、安全に利用する方法をしっかりと発表しました。
 このグループは、写真や動画の投稿をテーマに壁新聞を作り、発表しました。投稿には、便利で楽しい面がある一方、「公開性」と「記録性」の危険性があることをあらためて訴えました。最後には、写真や動画を送る時の行動宣言を各自しっかりと発表してくれました。
 このグループは、ウェブページの使い方をテーマに壁新聞を作り、発表しました。ウェブページには、便利な面もある反面、不必要な情報もあったりして、安全フィルターを入れることを提案しました。また、困った時には、早く親や警察に相談しようと呼びかけました。
 このグループも、LINEを安全に使うことをテーマに壁新聞を作り、発表しました。LINEの光と影をしっかりと抑えながら、トラブル防止策について発表しました。そして、相手のことを「想像する力」が何よりも大切であることを訴えました。
 このグループは、オンラインゲームを正しく安全に利用することをテーマに壁新聞を作り、発表しました。オンラインゲームを実際やっている人はたくさんいます。それだけに、子ども達は、自分意識をしっかり持って発表しました。「コントロールする力」が何よりも大切であることを訴えました。
 このグループは、ウェブページの特性をテーマに壁新聞を作り、発表しました。ウェブページの特性を光と影にしっかり分け、あらためて紹介しました。そして、具体的な例を出しながら、「無料」という言葉の危険性について発表しました。
 このグループも、オンラインゲームの正しい使い方をテーマに壁新聞を作り、発表しました。オンラインゲームは楽しい反面、依存症になったり、課金問題に巻き込まれたり、様々な危険性があることを紹介しました。そして、予防策として、守れなかった時のルールを決める、見守り設定をする、等々を発表しました。
 このグループは、写真や動画の投稿をテーマに壁新聞を作り、発表しました。危険性を△で表し、利便性を○で表して、わかりやすく伝えました。困った時には、早く大人に相談することを訴えました。
 発表会終了後、子ども達は、「情報モラル講座を通して学んだこと」と題して、レポートを書きました。どの子ども達も、「影の部分に十分に気をつけて、安全にインターネットを利用していきたい」「予防策をしっかり考えながら利用する」「もしもトラブルになったら、少しでも早く大人に相談する」等々、学んだことをもとに、しっかりと行動宣言を書いていました。


2月18日(木)5年第2回情報モラル講座

 この日の2校時目、5年生を対象にした、第2回情報モラル講座の授業が実施されました。この日の講座のテーマは、「ウェブページ」についてです。ウェブページの利便性と危険性について、子ども達と共に、考えや意見を出し合いながら学習を深めました。


 ウェブページの中でも、みんながよく使用する「オンラインゲーム」のページを出して、使用する際の実態について確認しました。
 ダウンロードをしようとすると必ず、「同意する」のページが現れます。すると、子ども達は、利用規約やプライバシーポリシーを読みもせずに、「同意する」をクリックしている実態が浮かび上がりました。
 それで、みんなで利用規約にどんなことが書いてあるのかを確認してみました。その中には、「個人情報の提供に同意する」ことなどが書かれていて、子ども達は、いかに安易に「同意する」をクリックしているのかがわかり、驚いていました。
 古小5年生の実態について見てみると、すでに35%の人がダウンロードを経験していることがわかりました。これからダウンロードを経験する人が増えてきて、トラブルに巻き込まれる可能性が誰にでもあることをみんなで確認し合いました。
 次に、文科省から配信されている情報モラル学習教材の動画「そのページ、確認しなくて大丈夫?」をみんなで視聴しました。子ども達は、自分に置き換えながら真剣に動画を見ていました。
 子ども達は、それぞれ隣同士で、トラブルになった原因を話し合いました。子ども達は、普段からインターネットに親しんでいるため、実体験に基づいた意見交換がなされていました。
 さあ、話し合った内容の発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。「個人情報を入力した」「無料という言葉につられた」「早くゲームをしたいという気持ちで後のことを考えていない」等々、たくさんの意見が出されました。
 次に、予防策や解決策について考えていきます。まずは、自分で予防策・解決策を考え、ワークシートに記入していきます。
 さあ、隣同士で意見の交換会です。子ども達の中には、すでに経験上、危険性や予防策・解決策について認識している者もおり、意見を交流し合うことで、みんなの考えが広がっていきました。
 さあ、話し合った内容についての発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。子ども達からは次々と予防策・解決策が出されました。「無料という言葉につられない」「親にインストールしてもらう」等々、よい意見がたくさん出され、みんなよく考えているなあと感心しました。
 子ども達の意見が出された後、柿原先生が、子ども達の意見を吸い上げながら、みんなから出された予防策・解決策について確認していきました。そして、柿原先生から最後に、「困った時には、すぐに親や、信頼できる大人に相談してほしい」と話がありました。