2020年12月29日火曜日

12月24日(木)第2学期終業式

 本日8時30分より、2学期の終業式を行いました。本年度は、新型コロナの影響で、いつもの2学期よりも1週間ほど長い2学期となりました。


 本年度は、新型コロナの感染防止の観点から、体育館での全校集会を極力避けるようにしています。2学期の終業式も、校内放送で行いました。  
 子ども達は、校内放送から流れる話を集中して聞いています。聞く姿勢も立派ですね。すばらしいです。
 各担任の先生が、校内放送から流れる話に合わせながら、文字カードやイラストカードなどを順に黒板に貼っていきます。子ども達は、黒板を見ながら、校長先生の話の内容を頭の中に入れていきました。6年生はメモをしっかり取っています。さすが! 6年生。
 校長先生の話が終わり、次は、冬休みの生活についての話が、生徒指導担当の松林先生からありました。来年の1月8日の始業式には元気な姿でみんなで会えるよう、冬休みは、決まりをしっかり守って、楽しく生活してほしいと思います。



12月23日(水)地震・津波避難訓練

 本日5時間目、地震・津波避難訓練を行いました。13時35分、古枝地区で地震が発生したことを想定し、古枝郵便局前の駐車場から山手の方へ避難しました。この訓練を通して、地震・津波発生に対する避難意識を高め、命を守るための必要な行動と避難経路を理解すると共に、素早く避難することを体験しました。


 「揺れがおさまりました。全員慌てず、静かに、素早く、運動場に避難してください。」の避難放送に従って、子ども達は、それぞれ頭に探検ボードを載せて避難してきました。
 学年別に整列し、点呼を行い、全員が無事に避難したことを確認しました。その後、津波が発生したという想定で、さらに山手に向かって避難を開始しました。
 子ども達は、津波が押し寄せてくる前に避難しようと、古枝郵便局前の駐車場を目指します。途中の横断歩道で、古枝駐在所の小野原さんも手伝っていただきました。ありがとうございました。
 子ども達は、真剣に目的地の駐車場の方を目指して無言で走っていきます。1、2年生も頑張って走りました。
 今回は、駐車場からさらに高みを目指して、山手の方まで避難しました。子ども達もへとへとです。子ども達は、実際にここまで避難することが、こんなに大変だということを体験しました。
 やっと、今回の目的地、避難場所へ到着しました。ここが、地震・津波が発生した時の古枝小の避難場所です。みんな、やっと一息つきましたね。お疲れ様。
 山手の避難場所から下の駐車場へ降りてきて、安全指導担当の松林先生から、全体指導がありました。命を守るために必要な具体的な行動について、みんなで再確認をしました。

12月22日(火)ふれあい道徳授業参観

 古枝小では、この日を「ふれあい人権・道徳の日」と名付け、3、4時間目に、各学級で人権に関することをテーマにして、道徳の授業を保護者へ公開しました。子ども達は、保護者を前にして、熱心に授業に参加していました。


 1年1組では、「それって、おかしいよ」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、子ども達が滑り台で遊ぼうと並んで待っているときの会話の様子が描かれています。1組の子ども達は、この資料を通して、何が良いことで、何が悪いことかを考えました。そして、「善悪の判断」「自律」「自由と責任」について学びました。
 1年2組では、「二わのことり」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、やまがらさんの誕生日に、みそさざいが遊びに行った時の様子が描かれています。子ども達は、友達と仲良くするにはどんなことに気をつければよいかを考えました。そして、「友情」「信頼」について学びました。
 2年生では、「おなじとちがい」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、ジンくんとケンちゃんが、ふくろうの博士さんと一緒にゲームをしながら、一人一人違いがあっていいということに気づく様子が描かれています。子ども達は、話し合い活動を積極的に行いながら、「個性の伸長」について学びました。
 3年生では、「うれしく思えた日から」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、自分に自信を持てない主人公が、自分のことを嬉しく思えるある出来事をきっかけに成長していく様子が描かれています。子ども達は、自分の意見を積極的に発表し合い考えを深めながら「個性の伸長」について学びました。
 4年生では、「ちがいのちがい」という資料を使って道徳の授業が行われました。4年生は、10月からユニバーサルデザインの授業に取り組んできました。今日の道徳の授業でも、これまで学んできたことを想起しながら、「それぞれの違いを認め合う大切さ」「個性の伸長」について学んでいました。途中、人権講話の講師としてお呼びした、内田先生も、子ども達の話し合いの様子を熱心に参観されていました。
 5年生では、「自分はどうしたら良い?~いじめに視点を向けて~」というテーマで、柿原先生自作のスライドを使って道徳の授業が行われました。このスライド資料では、生活の中で起こりえるいじめの場面やいじめの実態調査の結果、いじめ撲滅に向けた取組などが提示されています。子ども達は、この授業を通して、いじめの構造について深く理解し、より良い学校生活・集団生活を送るための行動について考えていきました。
 6年生では、「手品師」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、ある売れない手品師が、おとずれた絶好のチャンスを捨てて、男の子との約束を守ることを選んだ様子が描かれています。子ども達は、手品師が選んだ行動について話し合い、「正直」「誠実」について学びました。



2020年12月28日月曜日

12月22日(火)ふれあい人権講話

 古枝小では、この日を「ふれあい人権・道徳の日」と名付け、2時間目に4・5・6年生を対象にした「ふれあい人権講話」を実施しました。子ども達は、この講話を通して、「人権」について深く考えると共に、これからの社会をつくっていくための大事なことを学びました。


 今回、お招きした講師の先生は、内田勝也さんです。現在、佐賀市役所に勤務する傍ら、市民活動団体「○○な障がい者の会」を設立され、「だれもが暮らしやすい街づくり」を目指して、講演活動など多方面で活躍されている方です。
 内田さんは、生まれつき骨が脆く骨折をしやすい「骨形成不全症」という難病をもって生まれてこられました。
 内田さんは、これまで150回を超える骨折と、20回以上の手術を乗り越えながら、車椅子で生活を送ってこられています。咳やくしゃみをするだけで、肋骨が骨折したり、ペットボトルのキャップを開けるときに、手首をひねって骨折したり、夜眠っているときに寝返りをしただけで骨折したり…等々と、普通考えられないことで何度も骨折をしたそうです。 
 子ども達は、内田さんのお話に、どんどん引き込まれていきました。身動き一つしないで聴き入っている子ども達の姿が印象的でした。 
 内田さんは、話の途中、途中で、子ども達と対話をしながら講話を進めていきました。
 内田さんは、子ども達に、「一人一人みんな違って、みんないい、いろいろな人が暮らす社会、みんなが笑顔になるためには何が大切なのだろう?」と投げかけました。
 ハードのバリアフリーは、お金がかかるし、時間と場所が必要で、100点にするのは難しい。それを可能にするのが、ハートのバリアフリー。そして、ハートのバリアフリーをする上で大切なことが、「気づき」「考え」「行動」である。まずは、困っている人に気づき、声掛けをすること。「お手伝いをすることはありますか?」これを覚えてほしい。内田さんが、子ども達に優しく訴えました。
 そして最後に、内田さんは、子ども達に向かって「一人一人は、この社会の中で大切な存在。困っている人を見かけたら助ける。自分が困ったときは誰かに助けてもらう。」そして「これからの人生いろいろな出来事があります。嬉しいこと、悲しいこと、楽しいこと、辛いこと、自分の命を大切に明るく、楽しく生きてください。」と訴えました。心に残る、あっという間の60分間でした。
 内田さんの話が終わった後、質問タイムとなりました。子ども達から一斉に手が上がりました。内田さんもビックリ! 今日の内田さんのお話が、いかに子ども達の心へ響いたのかを示す光景でした。
 「一番うれしかったことは何ですか?」「次に、何に挑戦するのですか?」…等々。次から次に、たくさんの質問が子ども達から出されました。内田さんは、これら一つ一つの質問に丁寧に答えてくださいました。時間が足らなかったのが残念でした。
 質問タイムが終わり、最後に、ハート型の付箋紙に、一人一人「ハートのバリアフリー宣言!」を書きました。これは、みんなが笑顔になるための行動目標です。自分自身のこれからの行動について、みんな、真剣に書き記していました。
 そして、子ども達は、自分の「ハートのバリアフリー宣言!」を広用紙に貼っていきました。
 自分が、これからどのように行動するのか、一人一人、しっかりした行動宣言が貼られていました。ガンバレ、古枝っ子!



12月22日(火)1年食育授業&給食試食会

 この日の2校時目に、1年生を対象に、鹿島市栄養職員の道田先生(明倫小所属)と峰松先生(東部中所属)をお招きして食育授業が行われ、子ども達は「はしの正しい使い方」について学びました。 


 子ども達は、電子黒板の画像を見ながら、道田先生から「はしの正しい使い方」を習いました。子ども達も画像を見ながら一生懸命に真似ていました。
 実際に、はしを正しく使うことができているのか、先生方に見てもらいました。なかなか難しそうですね。ガンバレ、1年生!
 誰でも、はしが上手に使えるようにと、はしの正しい使い方のポイントを、もう一度みんなで復習しました。
 最後は、はしを使って、大豆運びゲームをしました。子ども達は、大いに楽しみました。みんな、見違えるほど上手に、はしが使えるようになりました。えらいぞ!1年生。
 今日は、1年親子給食試食会もありました。親子で楽しく給食をいただきました。いつもより、モリモリとたくさん食べていた1年生でした。



12月21日(月)エコキャップ感謝状贈呈

 古枝小学校では、ボランティア委員会を中心に、リサイクル活動の一環として、エコキャップ収集活動に熱心に取り組んでいます。その功績を讃え、この日の昼休み、鹿島市環境衛生推進協議会会長の中西裕司さん、鹿島市環境下水道課の皆さんが来校され、校長室にて感謝状の贈呈が行われました。


 鹿島市環境衛生推進協議会会長の中西裕司さんから、ボランティア委員の代表に感謝状が渡されました。中西さんは、大村方の区長さんでもあられます。子ども達は、中西さんから、お褒めの言葉と温かい励ましの言葉をいただき、大変喜んでいました。
 感謝状をいただいた後、エコキャップ回収用のポリ袋をいただきました。今回の古枝小学校の成果は、キャップの個数が20,210個、重さが47㎏、それに対するCO₂削減効果は、148.1㎏でした。
 最後に、校長室で記念写真です! ボランティア委員の皆さん、地球の環境を少しでも良くするため、これからもみんなで力を合わせて頑張りましょう!



2020年12月19日土曜日

12月16日(水)5年しめ縄作り体験

 5年生は、本日1~3時間目を使って、古枝地区老人会の皆さんと公民館長の今村さんのご指導の下、しめ縄作りを体験しました。 子ども達は、3人1組となり、そこへ、老人会の方が2名ほど付いて、指導をしていただきました。最初は、初体験のしめ縄作りに悪戦苦闘の子ども達でしたが、徐々に作業に慣れ、3つ目を作るときには、要領よくとても上手に作り上げることができていました。


 はじめに、老人会会長の野中さんから、今日のしめ縄作りに向けて挨拶がありました。本年度は、今まで以上に、たくさんの老人会の皆さんが参加してくださりました。
 野中会長さんの挨拶の後、老人会の方からしめ縄の作り方について説明がありました。しめ縄作りは、子ども達にとって初めての体験、ワクワクしながらしめ縄の作り方について話を聞いていました。
 さあ、いよいよ、老人会の皆さんの指導の下、3人組になってしめ縄作りにチャレンジです!
 縄を時計回りで力を入れて締めていきます。老人会の皆さんと子ども達が力を合わせて縄を締めていきます。
 先生方も初めてのしめ縄作りに悪戦苦闘です。教頭先生、田川先生、柿原先生の3人の共同作業で立派なしめ縄を作り上げました。
 しめ縄を作ったら、次は、余分に出ている藁をハサミで切って仕上げていきます。これぞ、しめ縄の散髪作業ですね。
 でき上ったしめ縄に、正月用の飾りを付けてもらいます。
 老人会の皆さん達と記念写真です。立派なしめ縄が完成しましたー! ご指導をいただいた、老人会の皆さん、本年度もありがとうございました。



12月12日(土)佐賀県教育フェスタ ~ 最優秀賞獲得!

 佐賀県教育委員会では、本県教育の充実のための大きな柱の1つとして、「さがを誇りに思う教育推進事業」に取り組んでいます。そして、この事業の一環として、毎年、佐賀県児童生徒ふるさと学習コンクールが開催されています。

 今回、第4回目となる同コンクールにおいて、何と! 古枝小学校3年生が5月から熱心に取り組んできた「面浮立の学習」が、県内小中学校の部で最優秀賞(1等賞)を獲得しました。


 12月12日(土)佐賀市文化会館ホールにて、佐賀県教育フェスタが開催され、佐賀県児童生徒ふるさと学習コンクールの表彰式が行われました。最優秀賞を受賞した古枝小3年生に、佐賀県教育長さんから直々に表彰状とお褒めの言葉が贈られました。
 その後、会場の佐賀市文化会館ホールにて、ステージ発表があり、堂々とした素晴らしい発表をしてくれました。
 3年生代表として表彰式に参加しステージ発表をした3人の女の子です。表彰式やステージ発表では、3人に会場から大きな拍手が贈られました。担任の吉本先生と作品の前で記念写真をパチリ! よく頑張りました。
 最優秀賞を獲得した、3年生の作品「世界にほこる面浮立」です。佐賀県教育委員会の方や多くの参加者から大きな拍手とお褒めの言葉をいただきました。
 12月14日(月)お世話になった、上古枝浮立保存会の皆さんを代表して、公民館の今村さんへ受賞の報告に行きました。今村さんからもお褒めの言葉とねぎらいの言葉をいただきました。
 公民館の今村さんと、最優秀賞を受賞した作品、そして表彰状とともに、記念写真を撮りました。おかげで、最優秀賞を獲りました! 上古枝浮立保存会の皆さん、ありがとうございました。
 次に、杉彫の小森惠雲先生へ報告に行きました。惠雲先生もとっても喜んでくださいました。惠雲先生からもお褒めの言葉とねぎらいの言葉をいただきました。
 惠雲先生と、最優秀賞を受賞した作品、そして表彰状とともに、記念写真を撮りました。おかげで、最優秀賞を獲りました! 惠雲先生、ありがとうございました。