2021年1月29日金曜日

1月28日(木)6年第2回情報モラル講座

 この日の5校時目、6年生を対象に、第2回情報モラル講座の授業が実施されました。 この日の講座のテーマは、「ウェブページ」についてです。ウェブページの利便性と危険性について、子ども達と共に、考えや意見を出し合いながら学習を深めました。


 まず、1回目の授業で考えた「ウェブページ」の利便性と危険性を振り返りました。そして、その後みんなで、ウェブページの危険性に関する動画を視聴しました。
 この動画は、文科省から配信されている情報モラル学習教材の一つで、動画の題は「そのページ、確認しなくて大丈夫?」といいます。子ども達は、自分に置き換えながら真剣に動画を見ていました。
 この動画を見終わった後、動画の登場人物である‟しょうたくん”の身の上に起こった高額な支払い請求と、‟あかねさん”の身の上に起こった迷惑メールについて、何がよくなかったのか、トラブルになった原因について、みんなで考えていくようにしました。
 子ども達は、それぞれ隣同士で、トラブルになった原因を話し合いました。子ども達は、普段、インターネットに親しんでいるためか、自分達の実体験などを通して、様々な意見を出していました。
 さあ、話し合った内容についての発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。
 子ども達からたくさんの貴重な意見が出ました。「無料という言葉に引っ張られた」「利用規約をよく読まなかった」「個人情報を入れてしまった」「親に相談せずに進めてしまった」等々。
 次に、改善策や予防策について、考えていくことにしました。みんな、それぞれの考えをワークシートに書き込んでいきます。
 さあ、席を離れて意見交換です。子ども達の中には、危険性や予防・解決策についてよく認識している者もおり、それを出し合うことでみんなの考えが広がっていきました。
 さあ、話し合った内容についての発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。子ども達からは次々と予防策・解決策が出されました。みんな、いい意見を持っているのに驚きです。
 子ども達からの意見が出た後、動画「そのページ、確認しなくて大丈夫?」の解説動画をみんなで視聴しました。何が問題で、どういう予防策・解決策があるのかを確認しました。子ども達から出された意見とダブる部分がいっぱいあり、子ども達も解説動画を見ながら大きく頷いていました。
 解説動画を見終わった後、松林先生から、今日の学習「ウェブページ」のまとめとして「①無料の意味をよく考える」「②情報を正確に把握し、よく考えて利用する」「③困った時は、大人に相談する」の3つのことが話されました。
 そして、授業の最後には、子ども達の行動宣言「これから自分はどんなことに気をつけます」がありました。子ども達からは、「無料という言葉に引っ張られないようにする」「ゲームなどの説明をしっかりと読む」「利用規約をしっかり読み、困った時は必ず大人に相談する」等々の行動宣言があり、今日の学習の成果をしっかり見取ることができました。次回は、「写真や動画の投稿」について学習します。お楽しみに!




2021年1月28日木曜日

1月27日(水)6年情報モラル講座スタート!

 この日の2校時目、6年生を対象とした、本校独自の取組である、情報モラル講座授業がスタートしました。本校のインターネット利用の実態調査を行ってみると、ほとんどの子ども達が、ゲーム機やスマートフォン、タブレットなどの機器を使って、LINEやインスタグラム、You Tube やティックトックなどを使っているという実態があります。また、本校では昨年度、オンラインゲームの機能を使って、いじめの問題も起こっています。

 このような実態を踏まえ、総合的な学習の時間を使って、本年度の新規教育活動として情報モラル講座に取り組むことにしました。この講座は、1時間ずつ実施され、全部で8時間計画しています。今日は、その第1回目の授業となります。


 第1回目の講座は、インターネット利用の実態調査の結果を受けて、情報社会の光と影について、みんなで考えていく授業となりました。
 今日の学習のねらいは、「インターネットの特性を知って、正しく安全に利用できるようになろう」です。インターネットの危険なところを勉強するだけでなく、良いところにもしっかり目を向けて正しく使えるようになってほしいと思います。
 子ども達の実態調査から、ゲーム機やスマートフォン、タブレットなど、様々な機器を使ってインターネットを利用している実態が浮かび上がり、あらためて、手軽に、気軽にインターネットが使える環境が身の回りにあることを確認しました。
 実態調査の結果を受けて、子ども達は、自分の経験と照らし合わせながら、インターネットの利便性と危険性について話し合いました。
 子ども達は、自分達がよく利用している、ウェブページ、LINE、写真や動画の投稿、オンラインゲームについて、利便性と危険性をみんなで出し合いました。
 どのグループの子ども達も熱心に話し合っていますね。子ども達にとって身近な問題だけあって真剣です。
 さあ、話し合った内容についての発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。
 担任の松林先生が、子ども達の発言を黒板に貼られた広用紙にどんどん書いていきます。ウェブページ、LINE、写真や動画の投稿、オンラインゲームについて、子ども達が考えた、それぞれの利便性と危険性がどんどん書かれていきました。
 ワークシートには、今日学習した内容がびっしりと書かれています。今日の授業が、子ども達にとっていかに有意義なものだったかがわかります。
 今日の授業の最後に、松林先生から、自分もトラブルに巻き込まれる可能性があるという「自分意識」をもってこれからの学習に臨む大切さについて話がありました。次からは、「ウェブページ」「SNSへの写真や動画の投稿」「LINE」「ネット依存」について、焦点を絞って授業が行われます。お楽しみに!



2021年1月22日金曜日

1月22日(金)マラソンタイムが始まりました!

 今日から、昼休みの時間を使って、全員参加のマラソンタイムが始まりました。


 10分間、運動場をみんなで走ります。みんなで一緒にすると、なんでも楽しいですね。さあー、頑張って走りましょうー!
 子ども達も、先生達も、一緒になって運動場を走ります。先生方を追い越していく子ども達、なんだか得意げな様子ですね。
 2月5日(金)は、祐徳グランドを使って、校内マラソン・駅伝大会が行われます。それまで、みんなで頑張ろうねー!

1月20日(水)集団下校 ~ 不審者対応

 この日の集団下校の時間に、古枝駐在所の小野原さんをお招きして、不審者対応の講話をしていただきました。


 集団下校の時は、全児童が登校班別に運動場に集まり、いつも下校する前には、安全指導が行われます。今日は、コロナ禍の中での集団下校ということで、子ども達は、このように人と人との間隔を十分に確保して並び、小野原さんお話を聞きました。
 小野原さんからは、「ランドセル等は捨てて逃げる。」「大声を出す。防犯ブザーを鳴らす。」「犯人から逃げるためには、6メートル以上離れておく。」など、自分の身を守る方法について具体的に教えていただきました。
 また、小野原さんからは、「未然防止のためには、日頃から大きな声で挨拶をすることが大切である」という話もありました。そして、「地域に興味を持つ」「地域の人の顔を覚える」「地域住民との区別ができる」「犯罪者は顔を覚えられるのを嫌う」など、挨拶の意義を挙げながら、挨拶の重要性をしっかりと教えていただきました。

1月19日(火)きらめき集会(初リモート)

 この日の朝の時間、古枝小学校で初めてのリーモート操作による「きらめき集会」を実施しました。現在、新型コロナ感染の急速な広がりから、体育館で全児童を集めての集会ができない状況が続いています。その打開策として、リモート集会を試みてみました。


 教室の電子黒板に、司会を担当する運営委員会の、6年生と5年生の姿が映し出され、1年生や2年生の子ども達はびっくりです。生中継のテレビを見ているようで、子ども達の目も電子黒板に釘づけになりました。
 撮影スタジオになっている場所は、職員室です。職員室にメインパソコンがあり、パソコンの上に小型のカメラが設置されています。そのカメラに向かってスピーチなどを行い、映像と声が、各教室の電子黒板に映し出されるという仕組みになっています。
 次に、ボランティア委員会のお知らせです。ボランティア委員が、メインパソコンの前に立って、スピーチを行います。初めての試みなので、ちょっと緊張しますね。上手くできるかな~。
 大丈夫、上手くできてますよ~。初のリモート集会は、大成功でした。どの子ども達も、電子黒板を見ながら、ボランティア委員会のお知らせとお願いにしっかりと耳を傾けていました。次のリモート集会は、2月の全校朝会です。みんな楽しみにしていてね~。



1月18日(月)4年野鳥観察

 この日の2~4時間目、4年生は、鹿島市ラムサール条約推進室の環境教育プログラムを使って、野鳥観察を行いました。この日は快晴となり、野鳥を観察するのに最適な日和となりました。子ども達も前からこの授業をとっても楽しみにしていて、朝からワクワクしている様子が伝わってきました。 


 まず、野鳥観察に出発する前に、鹿島市ラムサール条約推進室の方による、野鳥観察のための事前学習がありました。
 子ども達は、毎年冬になると、干潟にはたくさんの野鳥が生活していることを知りました。また、干潟に訪れる野鳥の中には、絶滅危惧種に指定されている鳥たちがたくさんいるのを知って驚いていました。
 なぜ、干潟には野鳥がたくさん生活しているのだろう? 干潟には、たくさんの生き物が住んでいます。子ども達は、野鳥にとって、干潟は海のレストランであることを知り、みんな「なるほど~」と納得していました。
 ラムサール条約とは、野鳥の住み家となる干潟などを守ろうという国際条約です。世界中で152ヵ国が加盟しています。今、多様な生き物が暮らす干潟や湿原が開発によって、世界中からどんどん減ってきています。子ども達は、ラムサール条約推進室の方の話を聞きながら、この条約の大切さ、重要性をあらためて感じ取っていました。
 鹿島にもラムサール条約に登録された成果的に貴重な干潟があります。「肥前鹿島干潟」(北鹿島地区)です! 今から、この干潟に行って野鳥観察を行います。子ども達も、目が輝いていました。
 野鳥観察に出発する前に、体育館で、双眼鏡の使い方を習いました。子ども達は、出発の前に、双眼鏡を覗きながら、ワクワク感が最高潮に達したようです。
 鹿島市のバス2台を使って、肥前鹿島干潟に到着。この日は、4年生のために市内のボランティアの方もお手伝いに来ていただいていました。野鳥の集団を発見! さっそく、ボランティアの方の望遠鏡で覗いてみます。
 いるいる、たくさん野鳥がいます! すごいですねー!
 私も覗いてみよう―。どんな鳥がいるかな~。
 ボランティアの方に、発見した野鳥の名前を聞いています。ハマシギって鳥かな~? それとも、シロチドリかな~? 子ども達は、ボランティアの方からたくさんの野鳥の名前を教えてもらっていました。
 これは、野鳥ビンゴです。見つけた野鳥に丸をつけていきます。子ども達は、縦・横・斜めのビンゴがそろうように、がんばって野鳥を見つけていました。
 野鳥観察を始めてしばらくすると、子ども達が、すごく貴重な野鳥を発見! 多くの子ども達が、双眼鏡を手に、集まってきました。一体、何という鳥だろう?
 子ども達が見つけた、世界的に大変貴重な野鳥は、「クロツラヘラサギ」という鳥です! だーい、発見! すごいぞ、4年生。
 クロツラヘラサギという鳥は、世界に、4864羽しか生存が確認されていないとても貴重で、発見するのが難しい鳥です。しゃもじのような黒いくちばしで餌をとります。今日は、干潟にくちばしをつけて走り回って餌をとっているクロツラヘラサギの様子も観察することができました。
 「今日の野鳥観察、楽しかった人―! 」「はーい!」4年生全員の手が上がりました。今日の野鳥観察では、大発見もありました。古枝小学校の4年生の行いが日頃からとってもいいからでしょうね。ベリー、グッド、4年生! 最高の一日でした!




2021年1月17日日曜日

1月12日(火)第3学期始業式

 1月8日(金)大雪のために臨時休校となり、本日12日(火)に3学期がスタートしました。昨日まで静かだった古枝小学校に、「おはようございまーす!」と、子ども達の爽やかな笑顔と明るい声が響き渡りました。子ども達の元気な姿が古枝小学校に戻ってきました。


 子ども達の笑顔いっぱいの明るい挨拶に思わず、ほほが緩みます。冬休み中、事故もなく、みんな元気に登校してくれました。
 年末から年始にかけて、佐賀県内においても新型コロナの感染が広がりを見せ、大変憂慮される状況になっています。3学期の始業式も、新型コロナの感染防止の観点から、校内放送で行いました。
 これまでと同じように、校内放送から流れる話に合わせながら、文字カードやイラスト、広用紙などを順に黒板に貼っていきます。この様子も、もうすっかり定着してしまいました。
 子ども達も、校内放送から流れる話を集中して聞いています。この日の聞く姿勢も、実に立派なものでした。3学期は仕上げの学期です。みんなでさらに古枝小学校が素晴らしい学校にしようと話しました。