2022年8月31日水曜日

8月31日(水)令和4年度運動会スローガンの決定!

 本日5時間目に、代表委員会が開かれました。議題は「古枝小学校のみんなが心を一つにし、心に残る運動会にしよう!」です。この話し合いの中で、本年度の運動会スローガンが、「赤白あきらめず全力プレー。歴史に残る史上最強の運動会」に決定しました。


 まず、議長から「去年を超え、心に残る運動会を成功させるには、古枝小学校のみんなが心を一つにして頑張ることが大切です!」と、議題の提案理由が発表され、活発な話し合いがスタートしました。
 はじめに話し合われたのは、運動会のスローガンです。運動会を左右する大きな議題だけに、活発な意見が出されました。各学級を代表し、運動会に向けた自分達の思いを伝え合いました。
 スローガンが決まったら、次は、運動会を盛り上げるための取組について話し合いがなされました。代表委員会に参加している子ども達から、様々なアイデアや意見が出されました。
 白熱した意見が交わされます。「手を叩いて応援する」「運動会の絵・メッセージ」「マラカス」「カウントカレンダー」等々。運動会を盛り上げるためのアイテムとそれを担当する学年が決まっていきます。
 6年生だけでなく、5年生も、自分達の思いやアイデアを積極的に発表します。来年は、6年生というリーダーの自覚がしっかりと身に付いています。
 3年生の代表の児童も、3年生の思いや考えを伝えます。参加者全員が、3年生の発表に真剣に耳を傾けます。堂々とした発表はとても素晴らしかったです。
 満場一致で代表委員会が終了しました!新型コロナウィルス感染拡大の影響で、本年度の運動会も学校単独開催となりますが、運動会のスローガンに込められたように、子ども達は心を一つして、素晴らしい運動会、最高の運動会を創り上げてくれる」ものと期待しています。ガンバレ!古枝っ子達。


2022年8月30日火曜日

8月30日(火)5年「田島勝爾」学習会①

 本日5年生は、2、3時間目に、鹿島市教育委員会学芸員の高橋研一さんをお招きし、鹿島にみかん栽培を広め、その発展に尽力した「田島勝爾(たじまかつじ)」さんを学ぶ学習会を行いました。この学習会は、本年度5年生の総合的な学習「古枝の恵み」学習会の一環として企画実施したものです。


 まず、子ども達は、高橋さんに、これまで「古枝の恵み」学習会(みかん編)で学んできたことについて報告しました。‟古枝はみかん作りに向いている!”という予想を立て、ミカン農家の小池さんを招いて話を聞いたり、小池さんのみかん畑を実際に見学したりしてわかったことなどを発表しました。
 そして、古枝で初めてみかんを栽培し、鹿島にみかん作りを広めた「田島勝爾」さんのことを小池さんに教えてもらい、「田島勝爾」さんのことを詳しく知りたいと思ったことなどを、高橋さんに伝えました。
 子ども達の発表が終わり、いよいよ「田島勝爾」さんについての学習会です。「田島勝爾」さんってどんな人なのかな~、子ども達も興味津々です。
 「田島勝爾」さんって、このような人です。写真が提示されました。穏やかで優しそうな感じの人ですね。74歳の時の写真だそうです。
 高橋さんから、田島さんが初めてみかん畑を造られた場所(久保山地区西谷)について説明がありました。古枝の航空写真を見ながらの説明に、子ども達も大きく頷いていました。
 真上から見た久保山地区西谷の航空写真です。高橋さんが指をさしている場所が田島勝爾さんが初めて開墾して造ったみかん畑です。
 これが、田島勝爾さんのみかん畑です。現在、鶴田英則さん(久保山在住)が、田島勝爾さんのみかん畑を大事に引き継いで、今もみかんを作っておられます。鶴田さんは、米作り体験学習で、子ども達がお世話になっている方です。子ども達は、自分達もよく知っている鶴田さんの名前が出てきたので驚いていました。
 子ども達は、明治時代の鹿島の偉人として有名な「田澤義鋪」が、田島勝爾さんの信念と実践を高く評価していたということを知り、大変驚いていました。子ども達は、4年生の時に「田澤義鋪」について学習しています。
 昭和40年、田島勝爾さんの石像が立てられます。田島勝爾さんは、みかん栽培で大成功をおさめますが、それを自分だけの利益とせず、みんなが豊かになるようにと、苦労して磨き上げたみかんの栽培技術を惜しみなく、みんなに伝えていきます。これにより、鹿島やその周辺でみかん栽培が発展していくことになります。
 田島勝爾さんの石像は、道路拡張により、田島勝爾さんがみかん栽培を始めた久保山の地に移転され、現在に至っています。
 最後に、高橋さんから、田澤義鋪が高く評価した「田島精神」について話がありました。「大志」「努力」「忍耐」「反省」田島勝爾さんの直筆の書で示された4つの言葉は、田島精神を表しています。
 また、田島勝爾さんは「和以貴」という書を残しています。田島勝爾さんは、お互いを思いやって仲良くすること、そして誠意を尽くすこと、人と人とのつながりを大切にすることを大切にしていました。子ども達が、これからの社会を生き抜いていく上で身に付けなければならない、とても大切な人間力ですね。
 最後に、高橋さんから今日の学習のまとめがありました。子ども達は、田島勝爾さんが、みかん作りを通して、‟地域の絆を作る、地域を経済的に豊かにするだけでなく、人の心も豊かにする”ことに力を尽くしていたことを深く学びました。
 高橋さんの話が終わり、振り返りタイムです。子ども達から、今日の学習の感想が発表されました。子ども達が、今日の学習を通して「田島精神」をしっかりと学んでいたことがよくわかりました。
 学習会が終わり、田島勝爾さんの直筆の書「敬天人愛」を真ん中に、みんなで記念写真です!ハイ、チーズ!今日は、素晴らしい学習会となりました!V(ブイ)

 5年生の「田島勝爾」学習会は、まだまだ続きます。次は、田島勝爾さんのお孫さんになられる中村和典さん(久保山在住)を学校へお招きして、田島勝爾さんの人となりを深く学びます。



8月29日(月)前期後半(旧2学期)スタート!

 39日間の長い夏休みが終わり、昨日まで静かだった古枝小学校に、子ども達の明るい笑顔と元気溢れるにぎやかな声が戻ってきました。今日からいよいよ前期後半(旧2学期)がスタートしました!


 「おはようございまーす!」「おはようございまーす!」子ども達の笑顔溢れる挨拶に思わず頬がゆるみます。夏休みの間、事故の報告もなく、元気いっぱいに登校してくれたことを大変嬉しく思います。
 こちらの方からも「おはようございまーす!」「おはようございまーす!」元気な声が響き渡ります。学校の日常が戻ってきました!
 1時間目、全校集会が始まりました。いつものように間隔をとって、きれいに整列する子ども達。凛とした雰囲気の中での校歌斉唱。古枝小学校のスタートの雰囲気はいつも素晴らしいです!
 校長先生の話は、「夏の全国高校野球大会で躍動した高校球児たち」の話です。なぜ、高校野球は見る人に勇気や希望を与え、感動させるのか?について話がありました。
 そして、高校野球は、最後まで戦い抜いた球児たちにとってどんな意味があるのだろうか?について話がありました。来週からは、運動会の練習がスタートします。子ども達には、高校球児たちのように、最後まであきらめず全力プレーで素晴らしい運動会を創り上げてほしいですね。
 次に、生徒指導主任の柿原先生から、「時間を守ろう!2分前行動、2秒行動」について話がありました。時間は、規律ある行動の基本です!古枝っ子、頑張るぞー!
 また、「挨拶」についてもあらためて指導がありました。柿原先生と一緒に挨拶の練習をする子ども達。挨拶は、社会の基本中の基本です!ご家庭の方でも、毎日、声掛けをよろしくお願いします。
 来週からの運動会練習のスタートに当たり、体育主任の山口先生からも話がありました。全員で心を一つに頑張ろうー!と、みんなで誓い合いました。
 全校集会が終わった後、子ども達は、そのまま体育館に残り、地区別に分かれて、地区児童会を行いました。夏休みの生活目標の反省などを行い、みんなで夏休みの生活を振り返りました。