2022年10月9日日曜日

10月7日(金)おもしろ落語笑学校

 この日の午後、本校体育館にて全学年を対象に「おもしろ落語笑学校」が開催されました。これは、佐賀県県民環境部まなび課が主催する令和4年度「はじめてのまなび応援事業」を活用して行われるものです。子ども達にとって、日本独特の伝統芸能である「落語」について学ぶ良い機会となりました。


 まず、教頭先生から、今日の「おもしろ落語笑学校」についての説明と紹介がありました。ステージに作られた高座を見つける子ども達。落語って何だろう?興味津々、ワクワクドキドキが止まりません。
 はじめに、10分間の落語入門です!落語の基礎知識を学びます。これから始まる落語が楽しみですね。
 落語実演が始まりました!題は「転失気」おならをテーマにした小咄です。コミカルな和尚さんと小僧さんの話の掛け合いに大きな笑い声が響き渡ります。
 次は、落語の所作と小咄実演のコツについて説明がありました。扇子や手ぬぐいを使った所作や小咄のコツなどが説明されました。ちょっとした動作で、人を笑わせることができることを知り、子ども達も大いに感心していました。
 さあ、いよいよ子ども達による落語体験の始まりでーす!各学年の代表が、ハッピを着て高座に上がります。会場から大きな拍手が贈られます。
 はじめに落語体験を行うのは、前半は、1年生から4年生までの子ども達です。3・4年生は中級コースの小咄です。「お坊さんの景気はどうですか。ボチボチです。大工さんの景気はどうですか。トントンです!」会場が笑いに包まれます。
 次は、後半の、4年生から6年生までの子ども達です。5・6年生は上級コースの小咄です。「ねぇねぇ、あんちゃん、一年は何か月か知っている?知っているよ。お前、知ってんのか。うん、知ってるよ。十三カ月だ!・・・」またまた会場が大笑いに包まれます。
 落語体験を終えた子ども達の退場です!会場が大きな大きな拍手に包まれました。とってもおもしろかったです!
 あっという間の1時間でした。子ども達のお礼の言葉です。「落語のことがよくわかりました。そして、落語がとってもおもしろいということがよくわかりました。テレビで見てみたいと思いました」落語のおもしろさを教えていただき、ありがとうございました。