2021年6月26日土曜日

6月25日(金)3年浮立面作りⅠ(型作り)

 この日から、いよいよ浮立面作りのスタートです。3年生は、この日の1~3時間目を使って、杉彫の小森惠雲先生と息子さんの小森惠司先生のご指導の下、2グループに分かれて、図工室とミシン室で、浮立面の型作りとシャグマ作りを行いました。


 まず、子ども達は、浮立面作りを始める前に、図工室とミシン室の黒板に、浮立面作りに向けての目標を貼りました。「運動会で目立つお面を作りたい」「強くて迫力のあるお面を作りたい」「強そうでカッコいいお面を作りたい」等々、子ども達の意気込みが伝わってきました。
 図工室のグループは、はじめに、浮立面の型作りに取り組みます。やる気いっぱいの子ども達、今から始まる面作りに、ワクワク、ソワソワ、気持ちがはやります。
 まずは、紙粘土を薄く広くのばす作業です。木のローラー棒を使って、力を入れてのばします。
 ミシン室のグループは、はじめに、浮立面に付けるシャグマ作りに取り組みます。惠雲先生の指導を受けながら、まずは、面にくくりつける紐を作ります。
 図工室では、子ども達が、薄く広くのばした紙粘土を、浮立面の型版にかぶせ、型に沿って押し込んでいく作業を行っていました。
 しっかりと押し込んでいくことで、浮立面の形ができあがっていきます。ギュウ、ギュウ、押し込んでいく子ども達。上手くできるかな~。ちょっと不安げな子ども達でした。
 ミシン室では、子ども達が、手ぬぐいに、マジックで印をつけています。これは紐を通す穴の印です。最初に作った紐をこの穴に通します。
 いよいよ、型版を外します。型版を外してもらおうと、小森惠司先生のそばに集まる子ども達。上手くできているかどうか、やや心配そうです。
 小森惠司先生が、コンプレッサーを使って、型版と紙粘土の隙間に、空気を勢いよく注ぎ込みます。大きな音に、思わず両耳を指でふさぎます。
 カパッ、型版が外れ、立派な浮立面が姿を現しました! やったー! 笑顔いっぱいの子ども達。よくできました。
 さて、ミシン室では、シャグマがもうすぐでき上がりそうです。みんなで協力しながら頑張りました。
 はい、シャグマが完成しました! 作ったシャグマをかぶって、みんなで記念写真をパチリ! みんな上手にでき上がりましたね。楽しそ~。
 図工室では、次々と、浮立面の型ができ上っています。上手にできたのが嬉しくて、担任の朝長先生に見せにくる子ども達。朝長先生から、褒めてもらって、さらに嬉しそうです。
 やったー、私たちもできたよ。教室のあちらこちらで、子ども達の歓声が聞こえます。上手にできて、嬉しいです。
 この後、シャグマを完成させたミシン室のグループは、浮立面の型作りに取り組みました。また、浮立面の型作りをした図工室のグループは、次は、シャグマ作りを行いました。そうやって、最後には、どの子ども達も、立派な浮立面の型が完成しました。でき上った浮立面の型は、これから2週間ほど、ここ図工室で乾燥させていきます。3年生のみなさん、でき上がりが楽しみですね。