2021年6月13日日曜日

6月10日(木)6年「ホタルの里」復活大作戦Ⅵ

 6年生は、この日の3、4時間目に、古枝ホタル保存会会長の河浪丘さんをお招きして、ホタルの幼生の第1回目の放流と祐徳稲荷神社外苑内の水路の清掃活動を行いました。


 まず、6年生の代表2名から「今日は第1回目のホタルの幼生の放流を2ヵ所で行います。その後、祐徳神社の外苑に行って、水路を清掃します。みなさん、今日も頑張っていきましょう!」と、今日の活動のめあてについて話がありました。
 6年生が卵からふ化させた、ホタルの幼生です。水槽の中に、いっぱいいます。
 ざっと、1200匹以上の幼生たちが、水槽の水の中で生き生きと動いています。大きさは、体長1mmくらいです。生まれて間もない、とっても小さな幼生たちです。
 かなり接近して、幼生の写真を撮ってみました。これが、ホタルの幼生です。これから、1年かけて成虫になります。どの幼生も成虫に育つといいですね。
 さあ、ひしゃくを使って、幼生のつぎ分け作業です。子ども達は、河浪さんの指導を受けながら、慎重に幼生を自分の容器に入れていきます。容器は、給食の牛乳パックを利用しました。
 いよいよ、出発の時間となりました。片手に、幼生を入れた牛乳パックを、もう片手には、清掃用の高ボウキを持って、さあ、出発です!頑張ろう、6年生!
 まず、1ヵ所目の放流場所に到着。ここは、公民館東側の用水路です。「成虫になって、来年の5月に会おうね」等、願いを込めて幼生を放流しました。
 次に、2ヵ所目の放流場所に到着。ここは、光明院裏の用水路です。子ども達は「きっと、来年、会おうね」と、幼生に語り掛けながら放流しました。そして、祐徳稲荷神社の外苑に向かって出発しました。
 外苑に到着。子ども達は、早速、水路に降りて、水路の上手の方から、高ボウキで、水路の水をかき混ぜます。瞬く間に、底にたまった泥が流れていきます。
 5分程度かき混ぜたら、少しずつ水路の下手の方へ移動していきます。それを繰り返しながら泥をはき出していきます。水路の水は泥で濁り、泥が流されていくのが分かりますね。
 下手の方へ少しずつ移動。紫陽花の花がとてもきれいですね~。30分程度過ぎたとこで、水路の約半分を移動しました。ガンバレ!6年生。
 さあ、いよいよ後半も大詰めです。水路の泥もどんどんはき出されていきます。あと少し!作業が終わった6年生が、仲間を応援します。ガンバレ!6年生。
 大つつじの木の下で、最後の頑張りを見せる6年生の男子たち。ここは、水路の最先端近くの場所です。力を込めて、泥を浜川へはき出します。
 ビックリして、飛び立つホタル。外苑の清掃中に、ホタルの成虫と出会いました。
 約50分の清掃作業が終わりました。お疲れさん。みんな、よく頑張ったね、V!