2021年6月18日金曜日

6月15日(火)5年米作り学習①(棚田見学)

 5年生は、この日の2、3時間目を使って、古枝の小畑地区にある棚田を見学しに行きました。この学習は、先週の金曜日に行われた米作り講座で、佐賀県農業試験研究センターの三原さんの話を聞いた子ども達が、ぜひ、自分達の目で、古枝の田んぼの様子を見てみたいということから、急遽、実現したものです。


 バスから降り立った子ども達は、まず、担任の吉本先生の話を聞きながら、小畑地区の周囲の地形を観察し、古枝地区が山と山に囲まれた谷間にあることを実感しました。
 次に子ども達は、高い所から棚田の様子を見ようと、棚田のそばの小道を登っていきました。
 フーフー、ハアーハアー、坂道を登っていくのは大変ですね。子ども達は、棚田での米作りの苦労を実感していたようです。
 棚田の水の取り入れ口を見つけました。子ども達は、山の上(嶽水道)の方から流れる水を、田んぼに注ぎ入れてあるのを見ながら、米作りをしている人の工夫を知りました。
 高い所から見下ろした小畑地区の棚田です。米作りをしている人が様々な工夫と苦労をしながら、狭い田んぼを幾重にも作っている様子がよくわかりました。
 下の方へ降りてきた子ども達。今度は、田んぼの中にいる生き物たちを観察しました。子ども達は、田んぼの中には、どのような生態系があるのかを調べるために、見つけた生き物を採取し、観察用ケースに入れて持ち帰りました。

 次は、干拓地にある田んぼを見学しに行く予定です。そこには、どんな発見があるのでしょうか、古枝の田んぼとの違いはどうでしょうか、子ども達の学習成果が楽しみです。