この日の2、3時間目、6年生は、古枝ホタル保存会会長の河浪丘さんを再びお招きして、ホタルの生態について深く理解し、ホタルの幼虫の飼育の仕方を学ぶための「ホタルの学習会」を行いました。
はじめに、子ども達は、ホタルの一生を紹介したVTRを、河浪さんと一緒に視聴しました。 |
ホタルのVTRを視聴した後、河浪さんから、ホタルの生態などについて補足説明がありました。河浪さんの説明はとってもわかりやすく、子ども達の理解もさらに深まりました。 |
子ども達は、河浪さんの話を聞きながらワークシートにメモをしっかりと取っています。ホタルのことをしっかりと理解したいという思いが伝わってきますね。 |
河浪さんへの質問タイムです。子ども達の手が一斉に上がります。「成虫は何日生きるのか?」「どうやって光っているのか?」「種類によって寿命はちがうのか?」「種類によって光り方はちがうのか?」等々、たくさんの質問がありました。 |
次に、河浪さんから、ホタルの幼虫の飼育の仕方について説明がありました。その後、早速、飼育の準備です。子ども達は、水槽に深さ2㎝ほどの水を入れ、ステンレス製の網かごを水槽の上部に掛けます。その網かごの中に、ホタルが卵をいっぱい産み付けている水草を、卵に触らないように慎重に入れます。 |
次に、水草に霧吹きで水を掛け、水草をほどよく湿らせます。 |
網かごの中の水草をのぞき込みます。よく目をこらしてみると、水草の中に、ホタルが産み付けた1mm程度の無数の卵がくっついているのがわかります。 |
ホタルの卵をルーペで観察する6年生。「あった!あった!」「見える!見える!」クリーム色の小さな小さな卵が、キラキラと輝いています。この卵から、小さな幼虫が生まれるんだなあ~。 |
河浪さんから、「卵の色がクリーム色から黒っぽい色に変わってきたら、いよいよ幼虫の誕生となります」と話がありました。卵からかえったら、いよいよ幼虫の飼育が始まります。ガンバレ!6年生。 |