2021年7月3日土曜日

7月2日(金)5年米作り講座Ⅱ

 5年生は、この日の2、3時間目、佐賀県農業試験研究センター作物部長の三原実さんを再びお招きして、第2回米作り講座が行われました。学習のテーマは、「古枝は、米作りに向いているか?」です。はじめに、子ども達がこれまで米作りについて調査活動を行ってきた学習結果をグループごとに発表します。子ども達は、どんな結論を出すのでしょうか?


 まず、発表したのは、虫グループの子ども達です。子ども達は、自分達が見つけて採取した生き物達を紹介しながら、古枝の田んぼには、たくさんの種類の生き物達が住んでいて、生態系がとてもバランスよく保たれている。そのため、害虫が大量に発生しにくいことを発表しました。
 次に発表したのは、地形グループの子ども達です。古枝の水路は、自然の力を利用して、水を流すことができるが、干拓地は、ポンプを使って水を流すなど、古枝の水路と干拓地の水路の違いについて発表しました。また、干拓地の方が、機械で効率よく米作りができるなど、米作りの違いについても発表しました。
 次に発表したのは、土グループの子ども達です。土グループは、実際に、古枝の田んぼから採取した土と干拓地の田んぼから採取した土で、水はけの違いを実験し、その結果について発表しました。
 そして最後に、各グールの代表から「古枝は、米作りに向いているか?」の結論が発表されました。虫グループは「古枝の方が生態系のバランスがいいので、米作りに向いている」、地形グループは「水路は古枝が向いているが、地形の面では向いていない」、土グループは「水はけがよい古枝が向いている」と発表しました。
 子ども達の学習発表の後、三原さんの講評があり、子ども達へ「どのグループも、調査結果をもとに、とても分かりやすく具体的に説明してあり、説得力のある発表であった」とお褒めの言葉がありました。そして、「古枝は、米作りに向いているか?」について、補足説明がありました。
 例えば、田んぼの土について説明があり、子ども達へ「古枝の田んぼの土は粒が大きく、干拓地の土は粒が小さい。後で、顕微鏡で確かめてみてください」と話がありました。
 地形の視点から、古枝の田んぼの標高についても説明がありました。子ども達は、大村方と奥山の田んぼの標高差は250mほど、竹ノ木庭の田んぼとの標高差は350mほどと、かなりの標高差の間に、田んぼがあることが分かりました。
 また、奥山と、上古枝、鮒越地区の田んぼにおける日照時間の差についても説明がありました。子ども達は、日照時間にも目を向ける必要性を感じ取りました。
 三原さんの話をしっかりと聴いている子ども達。さらに学習が深まっているようですね。
 三原さんの話の後、吉本先生から、夏休みが終わった後、200年前に竹ノ木庭の住民の方々が苦労して造り上げた竹ノ木庭水道を見学しに行くことが、子ども達に伝えられました。次は、古枝の先人の方々の米作りに対する苦労を実感する学習です。楽しみですね。
 最後に、子ども達から三原さんへ、お礼の言葉がありました。3回目の米作り講座は、三原さんや米作りの先生方をお招きして、子ども達が学習成果の発表を行います。5年生の発表がほんと楽しみですね。ガンバレ!5年生。