2020年11月28日土曜日

11月26日(木)第2回ブックステーション

 この日、朝の時間を使って、第2回ブックステーションがありました。ブックステーションは、読書活動の一環として、先生方が子ども達へ本の読み語りを行うものです。朝8時20分、ブックステーションを始める校内放送があり、子ども達は、玄関階段前の掲示板に貼られている読み語りの案内を見て、興味のある本の読み語りがある教室へそれぞれ移動しました。


 掲示板に貼られた第2回ブックステーションの案内です。子ども達は、この案内を見て、どの本のお話を聞きたいか決め、読み語りが行われる教室へ移動します。
 今回の読み語りには、教頭先生も参加しました。本の題名は「こぞうさんのおきょう」です。教頭先生の楽しいお話に、子ども達も集中して聞いていました。
 萩尾先生のお話は「ひろったらっぱ」という本です。子ども達は、この本から、戦争をなくし、みんなが幸せで豊かな国をつくっていくことの大切さを感じ取りました。
 松林先生のお話は「ラチとらいおん」という本でした。世界でいちばん弱虫なラチのところへ小さい強いライオンがやってきます。ラチは、ライオンのおかげてどんどん強くなっていきます。子ども達も、成長するラチの姿から勇気をいただいたようです。
 吉本先生の本が一番人気でした。本の題名は、「うんちしたのはだれよ」です。巣穴から出てきたもぐらくんの頭にうんちが落ちてきました。怒ったもぐらくんはうんちを頭に乗せたまま犯人を捜します。図書室に、子ども達の大きな笑い声が響き渡ります。ほんとに子ども達は「うんこ」の話が好きですね~。そういえば、第1回目も乘田先生のうんちの話が大盛況でした。
 乘田先生のお話は「永井隆-平和を祈り、愛に生きた医師」です。被爆を受け病気になりながらも、平和を訴え続け多くの人達を救った永井博士の話は、平和の尊さをあらためて感じさせるものでした。話を聞いていた6年生は、修学旅行で訪れた「如己堂」や「永井博士記念館」のことを思い出していました。