2020年6月30日火曜日

6月30日(火)4年干潟の浄化実験

 この日の5時間目、4年生は理科室で、鹿島市ラムサール条約推進室から2人の講師の先生をお招きして、「干潟の働きを知ろう!」というテーマで、干潟の浄化実験を行いました。子ども達は、干潟の泥の力によって、汚れた水がきれいな水に変わっていく様子を見ながら、干潟が持つ浄化の力を知りました。

 子ども達は、講師の先生の話から、干潟には多種多様な生き物達がたくさん住んでいることを知りました。では、どうしてこんなにたくさんの生き物達が干潟をすみかにしているのでしょうか。これからの実験に興味津々の子ども達です。
 さあ、いよいよ干潟の力を見る実験のスタートです! まず、干潟の泥を入れたろ紙と、何も入れていないろ紙に、汚れた水を流し込みます。さて、どうなるのでしょうか。
 すごーい! 汚い水が、干潟の泥を通っていくと、透明のきれいな水になっているぞ!
 干潟には、二枚貝がたくさん住んでいます。次は、貝達がいると、水がきれいになることを確かめてみよう。まずは、水に小麦粉を入れて、よく混ぜて濁らせます。そして、その中に二枚貝の岩牡蠣を入れます。
 すると、しばらく時間をおいたら、水の濁りが消えて、透明な水になっています。見てごらん。
 わあー、ほんとだー。二枚貝の力もすごいね。
 今日の学習成果をノートにしっかりとまとめている子ども達です。今日は、干潟の力を実験で知ることができました。たくさんの生き物達が干潟をすみかにしている理由が分かりましたね。そして、二枚貝がたくさんいることも、干潟の環境を良くしているんですね。今日は、とっても勉強になりました。