2021年12月29日水曜日

12月22日(水)5年米作り体験学習・感謝の会

 5年生は、この日の1、2時間目、5年教室にて、これまでの米作り体験学習でたくさんお世話になった、佐賀県農業試験研究センター作物部長の三原実さん(奥山在住)、地域の方々をお招きして、感謝の会を開きました。


 佐賀県農業試験研究センター作物部長の三原さんをはじめ、米作りにご協力いただいた地域の皆さんを大きな拍手で教室に迎え入れ、子ども達の手作りによる「感謝の会」が始まりました。
 はじめに、子ども達が、「古枝は米作りに向いているか?」のテーマのもと、これまで学習してきた成果を発表しました。まず、米作りを行うに当たり、古枝の地形と浜干拓地の地形の比較を調査した結果を発表しました。
 次に、竹ノ木庭水道について学習し、見学に行ってきたこと、そこで、水神様が祀られていたこと、昔の人が水をとても大切にしていたことなどを発表しました。
 次に、古枝の田んぼから採取した土と干拓地の田んぼから採取した土で、水はけの違いを実験し、その結果を発表しました。古枝の土が水はけがよく、美味しいお米ができることを伝えました。
 次に、自分達が採取した生き物達を紹介し、古枝の田んぼにはたくさんの種類の生き物達が生息していたことを発表しました。そのため、生態系がとてもバランスよく保たれていて、害虫が大量に発生しにくいことを伝えました。
 最後に、古枝の人達の米作りや故郷に対する願いや思いが、校歌の2番の歌詞に込められていることを発表し、みんなで校歌の2番を高らかに歌い上げました。米作りにお世話になった三原さんや地域の方々から大きな拍手をいただきました。
 発表が終わり、三原さんから講評をいただきました。子ども達の学習発表に対し、大きな賛辞をいただくと共に、大人になって古枝から離れても、ふるさと古枝のことを忘れずに、いつも気にかけていてほしいと話がありました。
 三原さんの講評が終わり、子ども達から、三原さんや米作りでお世話になった地域の方々お一人お一人に感謝の言葉が伝えられました。三原さんも、地域の方々も、子ども達の言葉に大いに感動されていました。
 感謝の言葉の後、5年生全員で「ありがとうの歌」を歌いました。子ども達の感謝の思いがいっぱいに詰まった歌の贈り物に、教室も大きな感動に包まれました。
 そして、三原さんや地域の方々お一人お一人に、子ども達から手作りの手提げ袋と感謝の言葉が寄せられた色紙が手渡されました。子ども達も大変喜んでもらえてとっても嬉しそうでした。
 最後に、三原さんや米作りでお世話になった地域の方々お一人お一人から子ども達へ感謝の言葉をいただきました。学習発表に対する賛辞やこれからの学校生活に向けての激励など、たくさんの心温まる言葉をいただきました。
 そして、子ども達から、今日の感謝の会に参加していただいたことへのお礼と米作りでお世話になったことへの感謝の気持ちがあらためて伝えられ、閉会となりました。
 感謝の会が終わり、みんなで記念写真を撮りました。米作りを通してたくさんのことを学ぶことができました。本当にありがとうございました。ハイ、ピース!