2021年10月29日金曜日

10月22日(金)古枝小 研究発表会

 10月22日(金)午後より、古枝小学校において、鹿島市教育研究大会が開催され、5年1組で算数科の公開授業、6年1組で体育科の公開授業が行なわれました。古枝小学校では、平成30年度から授業改善を目指し、「自ら進んで課題解決ができる児童の育成」をテーマにして、算数科と体育科の授業を中心に、実践研究に取り組んできました。この日は、市内外の小中学校から多くの先生方が参加され、算数科や体育科の授業の指導方法について熱心に研究協議が行われました。


 5年1組では、担任の吉本先生と教頭先生による算数のTT授業が行なわれました。学習内容は「図を使って考えよう」で、思考力・表現力等を伸ばすことを目指した内容です。
 どのように問題を解いていくか、グループのみんなで話し合いながら、解き方の見通しを立てていきます。先生も子ども達の話し合いの状況を見ながらアドバイスを送ります。
 最後は「解き方」について、自分の考えを互いに説明し合います。自分は、どのような考え方で、また、どのような手順で解いていったのか、相手が分かるように説明していきます。課題の解決方法をみんなで伝え合い確認し合うことで、思考力や表現力などがさらに育まれていきます。
 6年1組では、担任の柿原先生と授業協力者の藤井先生による体育の授業が行なわれました。学習内容は「跳び箱運動」です。子ども達は、レベルの異なる「跳び箱運動」にそれぞれ主体的にチャレンジしていきます。
 「あおむけ跳び」にチャレンジしています。すごいですね。できる子はどんどん高度な技にチャレンジし、レベルアップを目指します。子ども達は、自分で考えながら主体的に活動していきます。先生方は、伸び悩んだり、つまずいたりしている子を見つけてアドバイスをしていきます。
 時には、タブレットPCを使って、自分が跳んでいる姿を友達に録画してもらい、友達と一緒に自分の跳び方のフォームなどをチェックしたりします。課題解決のために、主体的に学習する子ども達です。
 会議室で行われた算数科の研究協議会の様子です。算数科の公開授業について、熱心に協議が行われました。市内の先生方から、子ども達の主体的で対話的な学び合いが大いに称賛されました。
 体育館で行われた体育科の研究協議会の様子です。体育科の公開授業について、熱心に協議が行われました。自分の課題を解決するために、めあてを持って積極的に活動していた子ども達の姿に、会場の先生方から多くの称賛の言葉が寄せられました。