2021年10月30日土曜日

10月25日(月)5年脱穀体験

 この日5年生は、5、6時間目を使って天日干ししていた稲の脱穀作業を行いました。今年も昨年と同じように、晴天に恵まれ豊作となりました。お陰様で270㎏のもち米が収穫されました。5月21日からスタートした米作り。約半年間にわたり米作りに取り組んできた5年生を、これまで支えてくださった、公民館の今村さん、久保山の鶴田さん、下古枝の松本さん、地区振興会をはじめその他多くの地域の皆さん、そして保護者の皆さん、本当にありがとうございました。


 はじめに、ピロティで、公民館の今村さんから、今日の脱穀作業について説明がありました。さて、今年はどれだけのお米が獲れるかな?ドキドキ、ワクワクしながら今村さんの話を聞いている子ども達でした。
 秋晴れの下、天日干しした稲の束を抱えて、一人一人脱穀機の前に並びます。お米がたくさん撮れればいいな~。
 一人一人、地域の方の指導を受けながら、運んできた稲の束を脱穀機に通していきます。
 脱穀機に稲の束を通す瞬間は、緊張しますね。上手くできるかな~。
 みんなで協力しながら、お米がいっぱい詰まった袋を軽トラックに運びます。1袋を3人がかりで一輪車へ、ヨッコラショ。
 軽トラックの荷台に乗せるのは4人がかりです。1袋30㎏もあります。これは重たいですね~。
 脱穀した後の残った藁も束にして集めます。これも、みんなで協力しながら運びます。
 軽トラックのそばに集めた藁の束は、12月のしめ縄作りに使います。それまで、公民館に保管してもらいます。
 最後に子ども達が行った作業の様子です。みんなで協力しながら、今日の作業中に田んぼに落ちてしまった稲を拾い集めます。自分達で長い時間をかけて丹念に作ってきたお米です。一粒たりとも無駄にしない‟もったいない精神”が大切です。
 田んぼに落ちていた稲を集めて脱穀機にかけていきます。脱穀機に設置された袋には、お米がいっぱいに注がれていきました。
 作業が終わり、みんなでこれまで支えてくださった地域の皆さんへお礼を言いました。「お陰様で、今年も実りの秋、豊作の秋となりました。みんなでお礼を言いましょう!」「ありがとうございましたー!」子ども達の元気な声が響き渡りました。