2021年2月26日金曜日

2月24日(水)5年第3回情報モラル講座

 この日の3校時目、5年生を対象に、第3回情報モラル講座の授業が行われました。この日の講座のテーマは、「LINE」です。LINE等を使ってメールをやり取りする場合の危険性について、子ども達と共に、考えや意見を出し合い学習を深めました。


 授業のはじめに、今日の学習のめあて「LINEの光と影について考え、正しく、安全に利用できるようになろう」をみんなで確認しました。
 柿原先生から、今日の学習のキーワード「想像する力」について話がありました。みんなでキーワードをしっかりと確認し合いました。
 まず、文科省から配信されている情報モラル学習動画「ひとりよがりの使い方にならないように」をみんなで視聴しました。これは、メッセージのやり取りの中に潜む危険性について考える動画です。子ども達は、自分意識を持って真剣に動画を見ていました。
 動画を見終わった後、3人の登場人物の間で起こったトラブル(仲間外し)の原因について考えてみました。
 さあ、それでは、みんなでトラブルの原因を確認します。子ども達の手が一斉に上がりました。
 子ども達から様々な意見が出されました。「3分返信というルールを作ったから」「状況が伝わっていない」「家の約束を友達に伝えていなかった」等々。
 次に、予防策について考えていくことにしました。みんなそれぞれの考えをワークシートに記入していきます。
 子ども達から、次々と貴重な意見・予防策が出されました。「家でのルールを前もって知らせる」「無理のないルールにする」「親に自分達のルールを知らせておく」等々、子ども達が自分意識を持って意見を出し合い、考えを深めていきました。
 次は、トラブルが起きたときの解決策についてです。隣同士が集まり、意見交換を行います。自分の考えを広げたり、深めたりしていきました。
 子ども達からは、「親に相談して友達を呼んで事情を説明、仲直りをさせる」「相手に直接、その時の状況を話す」などの、貴重な意見が出されました。発表毎に、子ども達は大きく頷いて聴いていました。
 子ども達からの意見が出た後、動画「ひとりよがりの使い方にならないように」の解説動画をみんなで視聴しました。動画の中には、携帯電話を使わない方がいい場面、携帯が取れないような場面として「勉強中」「お風呂」「睡眠中」「食事中」などがあり、みんな大きく頷いていました。
 最後に、子ども達の行動宣言がありました。「これからは、友達で作ったルールを親に伝えたり、親と作ったルールを友達につたえたりしたい」「相手のことを想像することを心がけて、LINEやメッセージのやり取りを正しく安全に利用したい」等々、たくさんの宣言が出されました。
 5年生の情報モラル講座はひとまず終わりとなります。後半は、6年生になってから「写真や動画の投稿」「オンラインゲームによるネット依存」について学習することになります。お楽しみに!