2021年2月26日金曜日

2月25日(木)校長先生の授業(中学進学に向けて)

 この日の4校時目、本校を卒業して中学校へ進学する6年生に向けて、最初で最後の校長先生による授業がありました。中学生になると、高校受検が控えています。そのために、進路指導の授業がたくさんあります。卒業していく6年生に、中学生としての心構えとして、将来の夢・進路について考えてもらおうと、この授業を実施しました。


 授業のテーマは、「自分の将来の夢を描き、輝いて生きることを考えよう!」です。自分の進路を見つけるためには、まずは「自分の将来の夢」を描くことが大切です。こんな話から、授業がスタートしました。
 まず、6年生と確認したことは、学校(小中高等)を卒業したら、「社会人=社会の一員」になることです。社会の一員とは、もう少し具体的に言うと、「よりよい社会をつくる一員」になるということです。そして、「よりよい社会をつくる」ということは「働くこと」、そして、「働くこと」とは、「人(社会)のために動く、行動する」ということであると話しました。
 「学校は何のためにあるのか?」それは、社会人となるための基礎を学ぶために存在するということを伝えました。「その基礎とは?」具体的に言うと、1つは「基礎学力」です。2つ目は「社会性」(礼儀・マナー、コミュニケーション力、協調性、ルールを守る力、相手の気持ちや思いをくみ取る力、等々)です。そして、3つ目は「将来を描く力」であることを伝えました。
 次に、「自分の将来を描く」ということは、「自分の仕事を見つけることである」という話をしました。そのために必要なこと、それは「自分のことを知る」こと、次に「現実の社会に触れる」こと、そして「夢のある、やりがいのある仕事を見つける」ことであると伝えました。人のため、社会のため、このような仕事をしたい、見つけたい、それが、「夢を持つ」ということであると話しました。
 そこで、6年生に、夢を持つための授業、ドリームボード授業を来週3月4日(木)5日(金)に予定していると伝えました。子ども達はとても興味深く、話を聞いていました。
 最後に、ドリームボード授業の動画(10分程度)を視聴しました。これは、校長先生の前任校(牧島小学校)で実施した時の動画です。動画を見終わった後、6年生から「やってみたい!」という気持ちがいっぱい伝わってきました。
 ドリームボード授業は、昨年度、古枝小でも行っています。また、本年度は、東部中でも実施されました。6年生にとって、素晴らしい体験となることだろうと思います。お楽しみに!