2021年2月2日火曜日

2月2日(火)3年鹿島市民俗資料館見学

 3年生は、社会科の授業で「人々の暮らしの移り変わり」について学習しています。この日は、「昔の道具と人々の暮らし」について学ぼうと、古枝公民館の敷地内にある鹿島市民俗資料館を訪れました。


 今日の学習のために、鹿島市教育委員会生涯学習課の方にも来ていただきました。

 さあ、いよいよ民俗資料館の中に入ります。資料館は、普段は閉まっていて中が見れないので、みんなワクワクドキドキです。一体、中には何があるのかなー。
 資料館の中には所狭しと、昔の様々な道具が展示してあり、子ども達も目を輝かせ、興味津々に道具を眺めていました。
 これは、一体、何だろう? 高々と掲げられてた昔の道具を見て、3年生はみんな「???…」でした。この道具は、昔の暖房具で「安全炬燵(こたつ)」と言います。3年生から一斉に「へえ~ー!」と驚きの声が上がりました。
 今度は、仕事に使う昔の道具を見学しました。これは「蓑(みの)」と言います。今でいうと、昔のカッパですね。子ども達は、「お侍さんのテレビで見たよー!」と声を上げていました。
 次は、農作業をするための様々な道具を見学しました。子ども達は、生涯学習課の加田さんにの説明を聞きながら、昔の人の知恵がいっぱいに詰まっているのを知りました。
 これは、足踏み水車です。今は、ポンプで水路から田畑へ水を送りますが、昔は、足でペダルを踏みながら、水路の水を田畑へ送っていました。昔の人の苦労や工夫を知り、子ども達も大変驚いていました。
 見学を一通り終わった後、民俗資料館クイズにチャレンジしました。プリントに示してある昔の道具の写真を、資料館の中から見つけ出し、今はどんな道具に変わっているのかを当てるクイズです。みんな熱心に取り組んでいました。
 見学した昔の道具の中で、とても興味を持った道具を写生しました。上手く描けるかな~。
 子ども達は、見学が終わった後も、生涯学習課の加田さんをつかまえては、いろんな質問をして、学習を深めていました。子ども達にとって、民俗資料館の見学はとても楽しい学習となったようです。