2021年2月4日木曜日

2月4日(木)6年第4回情報モラル講座

 この日の5校時目、6年生を対象にした、第4回情報モラル講座の授業が実施されました。この日の講座のテーマは、「LINE」についてです。LINE等を使ってメールをやり取りする場合の危険性について、子ども達と共に、考えや意見を出し合いながら学習を深めました。


 授業のはじめに、「これまで、メッセージを送ったことがある人?」と、子ども達に尋ねてみたところ、何と、クラスの約2/3(事前調査では約1/3)の子ども達の手が上がりました。情報モラル講座も4回目となると、子ども達も正直に手を挙げているようですね。
 松林先生から、今日の学習のキーワード「想像する力」について話がありました。みんなで、キーワードをしっかりと確認しました。
 まず、メッセージをやり取りする時の危険性に関する動画「ひとりよがりの使い方にならないように」をみんなで視聴しました。この動画も、文科省から配信されている情報モラル学習教材の一つです。子ども達は、自分意識で真剣に動画を見ていました。
 動画を見終わった後、動画の登場人物である‟わかなさん”の身の上に起こったトラブル(仲間はずし)について、みんなで確認しました。
 子ども達は、それぞれ隣同士で、トラブルになった原因を話し合いました。子ども達も、‟わかなさん”が仲間はずしになったことを自分のことのように真剣に考え、意見を出し合っていました。
 さあ、話し合った内容の発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。
 子ども達から様々な意見が出されました。「家のルールを友達に伝えていない」「ややこしいルール(3分以内返信)があった」「相手のことを考えず、身勝手」「事前に返信できないことを知らせていなかった」等々。
 次に、改善策や予防策について、考えていくことにしました。みんなそれぞれの考えをワークシートに記入して、意見交換を行い、自分の考えを広げたり、深めたりしていきます。
 さあ、話し合った内容についての発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。
 子ども達から、次々と貴重な改善策・予防策が出されました。「家のルールを伝える」「相手のことを思いやる、より良い友達関係をつくる」「余裕を持って使う」「直接話す」等々、みんな真剣に自分意識で発表していました。
 子ども達からの意見が出た後、動画「ひとりよがりの使い方にならないように」の解説動画をみんなで視聴しました。ルールとして「いらいらしない」「友達に言いつけない」「後で攻めるような発言をしない」などもあり、子ども達は動画を見ながら大きくうなずいていました。
 解説動画を見終わった後、松林先生から、今日の学習「LINE」のまとめとして「①相手のことを『想像する力』が大切である」「②自分がとった行動がどのようになるかを『想像する力」が大切である」「③困った時には、大人に相談する」の3つのことが話されました。
 ワークシートには、今日学習した内容がびっしりと書かれています。今日の授業が、子ども達にとってとても有意義だったことがわかりますね。
 授業の最後には、子ども達の行動宣言「これから自分はどんなことに気をつけます」がありました。子ども達からは、「メールをやり取りするときには、想像する力を働かせ、相手を思いやるようにする」という宣言がたくさん出ました。次回は、「ネット依存」について学習します。お楽しみに!