2021年12月18日土曜日

12月10日(金)学習発表会

 本年度も、新型コロナ感染症の影響で、古枝地区のふれあい祭りが中止となり、今回の学習発表会も学校単独の開催となりました。子ども達は、体育館が密の状態にならぬようにと、第1部と第2部に分かれて、学習成果を発表しました。


<第1部/1・3・5年生>

 オープニングは、1年生の音読劇「おとうとねずみチロ」です。この話は、のねずみ3兄弟の末っ子であるチロが、大好きなお婆ちゃんにチョッキを編んでもらおうと、一生懸命に奮闘する物語です。
 お婆ちゃんが住む山の彼方へ向かって「ぼくにもチョッキを編んでねー!」と大声で願い事を伝えます。その声が ❝こだま❞ となって飛んでいきます。子ども達の表現力豊かな演技が最高でした。
 次に、3年生の学習発表「伝統受け継ぐ面浮立」です。3年生は、この一年間で面浮立のことをたくさん学習しました。発表の冒頭で、これまで学習してきた成果をまとめた壁新聞を披露します。すごいぞ!3年生。
 壁新聞にまとめたものの中から面浮立クイズを出しました。今まで知らなかった面浮立のことがクイズでたくさん出てきました。3年生がとってもよく面浮立のことを調べたことがクイズを通して伝わってきました。
 最後は、運動会で演じてくれた「面浮立」を力強く踊ってくれました。3年生の発表を締めくくる素晴らしい演技でした。
 第1部のトリを飾るのは、5年生の学習発表「伝えよう!古枝の米作り」です。5年生は、半年もの時間をかけて学習してきた「米作り」について発表しました。学習のテーマは「古枝は、米作りに向いているか?」です。地域の様々な人達の協力を得ながら学習してきた成果を高学年らしくしっかりと発表してくれました。
 最後に、米作りや故郷に対する願や思いが込められている校歌の2番を、みんなで歌い上げました。校歌を堂々と歌う5年生の自信に満ち溢れた姿が、実に印象的でした。

<第2部/2・4・6年生>

 第2部のオープニングは、2年生の学習発表「古枝のまち探検」です。大好きなお父さんとお母さんからもらった赤い帽子が風にあおられ古枝の街の中を飛んでいきます。最初に飛んで行ったところは、古枝駐在所です。古枝駐在所で学んだことを寸劇で発表します。
 古枝駐在所から赤い帽子はさらに飛んでいきます。中村理容店さんへ飛んで行ったり、新油屋さんへ飛んで行ったり、家督屋さんへ飛んで行ったり、等々…。子ども達は、飛んで行ったところで学習してきたことを次々と発表していきます。最後に辿り着いたのは、祐徳稲荷神社でした。
 次に、4年生の学習発表「自然災害から命を守るために~私たちにできること」です。4年生は今年、地域に出向いて防災学習に一生懸命に取り組みました。そして、命を守るために大切なことを発表しました。
 また、鹿島の盆踊り「鹿島一声浮立」を踊りました。「鹿島一声浮立」は、昭和37年に起こった鹿島の大水害「7・8水害」から、鹿島市が立ち直るため、鹿島市民を励ますために作られた盆踊りです。4年生は、「鹿島一声浮立」に込められた思いを、見事な踊りで楽しく表してくれました。

<6年生の発表>

 6年生にとっては、小学校最後の学習発表会です。全学年に向けて自分達の発表を見てほしいという思いから、第1部、第2部ともに出演しました。6年生の発表は、修学旅行で学習してきた平和学習です。自分達が長崎で見てきたこと、聞いてきたこと、感じたことなどを織り交ぜながら、最上級生らしい素晴らしい発表を見せてくれました。

 はじめに、長崎で聞いた被爆者の三田村さんの体験講話をもとに、長崎に原子爆弾が投下された日のことを劇で紹介しました。日常の生活が一瞬に失われてしまった悲劇を表現豊かに演じました。
 長崎に落とされた原子爆弾ファットマン(全長3.25m、最大直径1.5m)の実物大を広用紙に描いて、体育館2階ギャラリーから、落とされる様子を見せました。とても迫力があり、下級生たちはみんな驚いていました。
 また、6年生は、浦上地区を巡りながら平和学習をしてきたことを発表しました。山里小学校や如己堂、浦上天主堂など、被爆した遺跡をたくさん見てきたこと、それを見て自分達が感じたことをみんなに伝えました。
 そして、乘田先生のギター伴奏に合わせて、平和集会で歌った「折り鶴」をみんなで歌いました。平和の尊さ、平和への願いを込めたこの歌は、聴く人すべてを感動に包みました。そして、歌を歌い終えた6年生は、全員で「平和の誓い」を力強く宣言し、6年生の素晴らしい発表が終わりました。

<振り返りタイム>

 各学年の発表が終わって、振り返りのインタビューがありました。各学年の素晴らしかったところ、勉強になったところなどが発表されました。
 今回の学習発表会のスローガン「これまでの学習の成果を全校で伝え合い学びを広げよう!」が見事に達成された、素晴らしい学習発表会となりました。古枝っ子達、感動をありがとう!


12月9日(木)5年藁打ち体験

 この日5年生は、5、6時間目を使って、古枝地区老人会の皆さんのご指導を受けながら、藁打ち体験をしました。藁は、先月の脱穀体験の際に残しておいたものです。公民館で、大切に保管していただいていました。


 はじめに、老人会の下村会長さんから「今日の藁打ちは、しめ縄作り前の大切な作業です。みんなで頑張りましょう!」と、挨拶をいただきました。子ども達も大きな声で元気よく「ハイ!よろしくお願いします」と答えていました。
 次に、公民館の今村さんから、今日の作業内容について説明がありました。子ども達も今日の作業の手順をしっかりと聞いていました。
 まず、保管していたたくさんの藁を一人ずつ束にしてもらい、それを持って足踏み脱穀機にかけていきます。この作業は、藁の枝割れしている部分を削ぎ落しながら整えていく作業です。
 子ども達は、足踏み脱穀機の前に一列に並んで、順番が来たら、藁束を次々と脱穀機にかけていきます。昔の人は、こんな風に作業をやっていたのですね。
 次に、整えた藁を、昔の「藁打ち機」を使って柔らかくしていきます。手動でハンドルを回し、ローラーへ藁を通していきます。
 ハンドルを回すのもひと苦労です。よっこらしょ、よっこらしょ…、力が入ります。でも、もっと昔は、木づちで藁を叩いて柔らかくしていたそうです。だから、「藁打ち」と言うんですね。
 柔らかくした藁は、しめ縄1つ分に必要な量の藁に分け、束にして輪ゴムでくくります。すべてが協働作業です。昔は当たり前だったこのような作業こそが今は貴重な体験ですね。
 藁打ち作業が終了し、子ども達が老人会の皆さんへお礼の挨拶をします。「今日は、ありがとうございました。来週のしめ縄作りもよろしくお願いします!」いよいよ来週は、しめ縄作りです。子ども達もとっても楽しみのようですね。


2021年12月17日金曜日

12月7日(火)4年第1回UD講座 ~ 視覚障がい者との交流活動①

 4年生は、この日の5、6時間目に、佐賀県県民協働課と視覚障がい者支援部「てんとうむし」の皆さんの協力を得て、視覚障がい者の山下さんご夫婦(鹿島市在住)との交流体験を行いました。鹿島市は、平成8年から市内全ての小中学校を実践校に指定し、福祉教育の推進に取り組んでいます。本校では、佐賀県県民協働課の協力の下、UD(ユニバーサルデザイン)講座を計5回企画し、障がい者の方との交流を中心に体験活動に取り組むことにしています。


 はじめに、県民協働課の担当の方から、UDの考えや佐賀県のUDの取組について話をしていただき、UD社会に対する基本的な知識や考えを学びました。
 次に、視覚障がい者支援部「てんとうむし」の職員の方から、「目の不自由な方のくらしを学ぼう!」という題で、視覚障がい者の方の実態やサポートの仕方などについて話をしていただきました。
 話は、クイズ形式で進んでいきました。「Q1視覚障がいのある人は、生まれつきに障がいがある人が多い?」等々。子ども達は、クイズに参加しながらどんどん話に引き込まれていきます。
 子ども達は、視覚障がい者の大部分が弱視であることを知りました。そして、視覚障がい者の方が、全国で31万人もいると知って驚いていました。
 子ども達は、視覚障がい者の方が、実際にはどのように見えているのかについても、視覚障がい種別の画像を通して理解を深めました。
 「視覚障がい者の方が、どのようにして暮らしているのか?」子ども達は、視覚以外の感覚(聴覚、嗅覚、味覚、皮膚感覚)をフルに活用して暮らしていることを知りました。
 そこで、実際に体験してみました。みんな目をつぶって、自分の筆箱の中から、一番お気に入りの鉛筆を取り出します。視覚以外の感覚を使って取り出すことができるかな?
 5時間目が終わり、休み時間となりました。教室の後ろには、視覚障がい者用のUDグッズがたくさん並べてあります。これらのUDグッズに、みんな興味津々です。手に取ってみて、どのようなUDが施されているか、確認し合っていました。
 また、山下さんご夫婦のところへ行って、いろいろと質問している子ども達もいます。休み時間なのに、子ども達の興味は尽きません。素直で人懐っこい子ども達です。
 6時間目になりました。自分達の身の回りにも、視覚障がい者のためのUDがたくさんあることを教えてもらいました。歩道に設置されている点字ブロック、TVリモコンのスイッチボタン、洗濯機の点字表示等々。教えてもらうたびに、何度もうなずく子ども達です。
 また、視覚障がい者の方のことを考えて、点字ブロックの上や近くに物を置かないようにしてほしい、と話がありました。子ども達も「ハイ!」と元気よく答えていました。
 「てんとうむし」の職員の方の話が終わり、山下さんご夫婦との交流となりました。まずは、お札(紙幣)当てがありました。目が見えないのに、山下さんは、千円札、五千円札、一万円札を手で触ってみて、見事に的中させました。子ども達から、驚きの歓声が上がりました!
 視覚障がい者の方のリード(誘導)の仕方も学びました。12月13日(月)第2回UD講座では、実際に子ども達が、山下さんをリードして学校を案内する体験を計画しています。みんな、身を乗り出しながら、リードの仕方を見ていました。
 最後に、山下さんご夫婦への質問タイムです。一斉に手が上がります。「テレビは見ているのか?」「いつから見えなくなったのか?」「どんなことが楽しいか?」等々。子どもならではの素朴の質問がたくさん出ていました。
 第1回目のUD講座が終わり、子ども達が、山下さんご夫婦を校長室までリードしました。今日は、子ども達にとって、学ぶことが多い体験学習となりました。


2021年12月11日土曜日

12月2日(木)4年防災学習⑤ 災害ゴミのことを考えよう!

 4年生が取り組んできた防災学習の授業も、いよいよ最終日となりました。4年生は、この日の2時間目に、「災害ゴミ」について学習会を行いました。


 この日にゲストティーチャーとしてお招きしたのは、中尾地区にある鹿島環境整備社取締役社長の小野原伸さんです。災害ゴミのエキスパートです。子ども達から出てきた疑問「災害で発生した大量のゴミはどうなるのだろう?」の解決に一緒に取り組んでいただきます。
 まず、小野原さんから子ども達へ「自然災害ってどんな災害を考えますか?」と質問が出されました。子ども達から一斉に手が上がります。
 小野原さんから、今年の夏に発生した豪雨による武雄市の水害の様子を見せていただきました。復旧した街の様子と対比しながら写真を見せていただいたので、水害の様子がよく分かりました。子ども達も大いに驚いていました。
 大町町の水害の様子も、復旧後の様子と対比しながら見せていただきました。あらためて水害の恐ろしさを感じ取った子ども達でした。
 水害が発生すると大量の災害ゴミが発生します。この大量の災害ゴミを取りあえず一カ所の集める場所が仮置き場です。まず、様々なゴミがごちゃ混ぜに置いてある仮置き場の写真を見せていただきました。
 次に見せていただいたのは、様々なゴミをきちんと分別して置いてある仮置き場の様子です。子ども達からも見て分かるように、整然としている様子が写真から分かります。仮置き場には、被害を受けた方から災害ゴミがどんどん運ばれてきます。これをきちんと分別して置くことがとても大事です。
 また、子ども達は、大きな災害の時は、佐賀県内からたくさんの同業者の方々が無償で応援に駆け付けてきて、災害ゴミの収集を手伝っていただいていることも知りました。子ども達は大いに感心していました。
 昨年の浜川の水害で生じた災害ゴミの写真を見せていただきました。上流の方からたくさんの大木や木切れ、大きな石などが家の中に流れ込んでいる様子に子ども達もビックリしていました。そして、この写真が下古枝の山口さんのお宅と知ってさらに驚いていました。
 小野原さんから子ども達への質問です。「災害ゴミで仮置き場に持ってこられたら困るものは何?」子ども達が一斉に話し合いを始めます。「動物の死骸」「生ごみ」等々。子ども達は、水害は夏に起こることが多く、すぐに腐って臭いがするものはゴミとして出されないことを知りました。
 子ども達からも小野原さんへ質問がたくさん出されました。「大町町の水害の時の、水に浮いていた油はどのようにして取り除いたの?」等々。
 小野原さんからは、油の被害の写真を見せてもらいながら、たくさんのスポンジを油の上に浮かせ、そのスポンジで油を吸い取り、スポンジごと取り除いたことを教えていただきました。子ども達も大いに納得していました。
 最後に、今日の学習を振り返っての感想発表です。子ども達から一斉に手が上がります。今日の学習がとてもためになったことを発表しました。小野原さんからは、最後に「もし災害があったら一番大事なのは、自分や家族の命です。できるだけ早く非難してください!」と話がありました。


2021年12月10日金曜日

12月1日(水)佐賀県学習状況調査

 全県下一斉に、4、5、6年生を対象とした、佐賀県学習状況調査が始まりました。この日は、4、5、6年生とも、国語、算数の学力調査がありました。明日12/2は、6年生だけの学力調査で、教科は理科と社会の2教科です。この一年間の学習の成果が試される日です。全員が、時間いっぱい、最後まで一生懸命に取り組みました。結果は、来年2月中に発表される予定です。さあ、本年度はどんな結果となるでしょう?楽しみです。


 5年生は、気合を入れるため、全員で円陣を組みます!みんな諦めずに頑張るぞー!オー!
 さあ、スタートです!問題用紙をめくる音が一斉にします。これまで以上に、問題の文章量が多く、まずは読解力が試されます。あわてず、落ち着いて取り組めるかな?
 6年生は、5月の全国調査では、市内で唯一、国語も算数も、県及び全国の平均正答率を超える素晴らしい成果を残しました。あれから半年、結果はどうでしょうか?これまで以上に、みんな頑張って授業に参加していました。良い結果が出るといいですね。
 5年生は、昨年(4年生時)は、初めて学習状況調査にチャレンジしたということもあって、国語は県平均を超えたものの、算数は県平均を20ポイントも下回る結果となりました。5年生になってからは、かなり授業でも頑張っていたのですが…。さて、リベンジなるか、5年生!
 4年生は今回、学習状況調査は初体験です。戸惑いつつも、よく頑張って問題に取り組んでいました。結果はさておき、4年生にとっては、最後まであきらめずに頑張ることが何よりも大切ですね。4年生は、今からです!