2023年3月20日月曜日

3月17日(金)第76回卒業証書授与式

 この日の10時から、古枝小学校第76回卒業証書授与式を行いました。昨年度までは、新型コロナ感染防止対策と言うことで、来賓の方の参加自粛、在校生は5年生のみの参加となっていましたが、本年度から来賓の方をお招きし、在校生も4年生、5年生が参加するということで、4年ぶりに従来の卒業式に近い形での開催となりました。そのような中、28名の卒業生たちは立派に卒業式をやり遂げました。古枝小学校で学び培ってきたことを土台にして、中学校でも自分らしく大きく羽ばたいてくれることを確信しています。


 エルガー作曲「威風堂々」の曲が流れる中、担任の柿原先生を先頭に、どの卒業生も、胸を張って堂々と入場してきました。
 「開式!」教頭先生がステージに上がり、開式の宣言です。凜とした、厳粛な雰囲気の中、令和4年度の卒業証書授与式がはじまります。
 さあ、いよいよ卒業証書の授与です!柿原先生もやや緊張しています。卒業生一人一人の頑張りを振り返りながら、卒業生一人一人の名前を心を込めて呼んでいきます。
 校長先生が卒業証書を読み上げ、手渡します。卒業生は、緊張しながらも、自分の卒業証書をしっかりと受け取りました。
 卒業生は、ステージに上がると、一人一人、将来の夢や目標を大きな声で力強く宣言していきます。これまでの6年間の歩みを信じ、自信を持って夢や目標の実現に突き進んでください。ガンバレ!卒業生ー。
 卒業証書の授与が終わり、校長先生の式辞です。校長先生からは、卒業生へのはなむけの言葉として、ワンピースの作者である尾田栄一郎さんの言葉「僕は天才という言葉を信じない。結局は、みんな努力家なんです」が贈られ、"夢をあきらめない”ことの大切さについて話がありました。
 校長先生の式辞が終わり、来賓を代表して、鹿島市産業部長の山崎公和様より祝辞をいただきました。「自分は、どう生きるのか、どう運命を変えるにか、どう心豊かに生きるのか、すべて学びの機会ととらえ日々チャレンジしてください」と、卒業生にエールが贈られました。
 来賓の祝辞が終わり、いよいよ在校生4年生、5年生による「お別れの言葉」です。これまでの6年生との思い出、そして、古枝小学校を力強く導いてくれた6年生に対する感謝の気持ちが伝えられました。そして、在校生の式歌「大空が迎える朝」を高らかに歌いました。
 4年生、5年生のお別れの言葉が終わり、いよいよ卒業生のお別れの言葉です。6年間過ごした古枝小学校の思い出、在校生や先生方への感謝の気持ちが伝えられました。そして、卒業生の式歌「変わらないもの」が歌われました。
 式歌「変わらぬもの」を歌い上げた卒業生は、一斉に、担任の柿原先生の方を向き、これまでの導きに対し感謝の気持ちを言葉にして伝えました。柿原先生も思わず涙・・・。素晴らしい感動のシーンとなりました。
 保護者代表の挨拶です。小池真澄様より、私たち職員に対し、心温まるお礼と感謝の言葉をいただきました。卒業生たちには、これまでの頑張りを称賛する言葉と、中学校生活に向けての励ましの言葉をいただきました。誠にありがとうございました。
 約1時間あまりの卒業式でしたが、会場が大きな感動に包まれた素晴らしい卒業式となりました。会場を退場していく卒業生たちの姿が、実に堂々として誇らしく感じました。6年生のみなさん、最高の卒業でしたよ。
 卒業式の後、教室で、柿原先生による最後の授業がありました。柿原先生の卒業する6年生へ贈る最後のメッセージ(お話)です。感謝の言葉と新しい旅立ちに向けてエールが送られました。
 柿原先生には、卒業生から、感謝の気持ちと共に、花束が贈られました。卒業生の中には、こみ上げてくる涙を抑えきれず、顔を上げられない子もたくさんいました。温かい感動が教室を包みました。
 いよいよ学び舎を去る時がきました。旅立ちの時です。職員室前では、先生方が花のトンネルをつくり、卒業生たちを見送ります。大きな拍手が、廊下に響き渡りました。柿原先生も6年生たちもよく頑張りました。素晴らしい6年生でした。ありがとう!6年生ー。