2023年1月23日月曜日

1月20日(金)ふれあい人権・道徳の日

 古枝小学校では、この日を「ふれあい人権・道徳の日」と設定し、2、3時間目に、各学級で人権に関することをテーマにして、道徳の授業を保護者に公開しました。また、4年生と6年生は、この日に、それぞれ「親子ふれあい行事」も行いました。


 2年生は、「おなじとちがい」という教材を使って道徳の授業が行なわれました。この教材は「おなじ・ちがいゲーム」や「ちがい発見クイズ」を通して、楽しみながら友達と同じ点や違う点を考えていきます。子ども達は、この学習を通して、互いの違いを個性として認め合うことを学び合いました。
 3年生は、「公平・不公平ってどういうこと?」という教材を使って道徳の授業が行なわれました。まず、学校生活などの中で様々な場面を提示し、それが「公平」か「不公平」を、まず考えます。そして、班でそれぞれの考えを交流し合い、考えを深めていきます。
 途中、保護者の方にもそれぞれの班に入ってもらい、子ども達の意見交流に参加していただきました。子ども達は、自分達の意見を交流し合った後、お父さんやお母さんの意見も聞きました。親子で「公平」「不公平」について正しく判断し、人と関わっていくことの大切さを学び合いました。
 4年生は、「決めつけって何だろう?」という教材を使って道徳の授業が行なわれました。この教材は、ジェンダーについて考える内容になっています。子ども達は、「女だから」「男だから」という偏見にとらわれることなく、自分らしく生きることの大切さについて学びました。
 5年生は、「名医、順庵」という教材を使って道徳の授業が行なわれました。名医である順庵先生の弟子に幸吉という者がおりました。幸吉が母のことを思って犯した過ちを許せるのか?子ども達が順庵先生の立場になって考えていきました。
 グループ討議では、「許せる」「許せない」の立場に立って意見交換がなされました。子ども達は、相手の立場に立って、広い心で相手の過ちを許していくことの大切さを学び合いました。
 6年生は、「田中正造」という教材を使って道徳の授業が行なわれました。田中正造は、明治時代に足尾銅山から出る鉱毒の問題に立ち向かった人物です。田中正造の生き方を通して、「公正・公平な態度」について考えていきます。
 子ども達からはたくさんの意見が出されました。「人のために生涯を尽くせるすごい人」「強い立場にあっても弱い立場の人のことも考えられるのがすごい」「周りのことを考えられる人」等々。子ども達は、「誰に対しても公正・公平で、社会正義の実現に努めることの大切さ」についてしっかりと考えていました。
 4年生は、3、4時間目を使って、図工室で、親子ふれあい行事を行いました。親子ふれあい行事の内容は「ランタン作り」です。親子で楽しく取り組みました。
 ランタンの模様の完成でーす!色とりどりのいろんな模様ができ上りました。明かりを点けるのが楽しみです。きっときれいでしょうね。やったね、ピース!
 6年生も、5.6時間目に、体育館で、親子ふれあい行事が行われました。子ども達チームと、お父さん、お母さんチームに分かれて、ゲームを行いました。まずは、バレーボールで勝負です。
 次は、親子に分かれ、ドッチボールで勝負しました。お父さん、お母さん達も真剣勝負です。体育館に、大きな歓声と笑い声が響き渡りました。
 最後は、親子でペアになって2人3脚です。まずは、ウォームアップに体育館を一回り。その後、2チームに分かれて2人3脚リレーを行いました。最後は、親子で大いに盛り上がり、小学校での楽しい思い出となりました。