3年生は、社会科の授業で「人々の暮らしの移り変わり」について学習しています。この日は、「昔の道具と人々の暮らし」について学ぶために、古枝公民館の敷地内にある鹿島市民俗資料館を訪れました。
今日の学習のために、鹿島市教育委員会生涯学習課の加田先生にも来ていただきました。加田先生は、面浮立の学習にも来ていただき、鬼と面浮立の関係について教えていただいた先生です。今日は、昔の道具についてお話をしていただきます。 |
さあ、いよいよ民俗資料館に入りまーす。資料館は、普段は扉が閉まっていて、中を見ることができないので、子ども達はワクワクドキドキです。一体、何があるのかな。 |
資料館の中には所狭しと、昔の様々な道具が展示してあります。子ども達もキョロキョロと目を輝かせ、興味津々に道具を眺めていました。 |
これは一体、何だろう?高々と掲げられた昔の道具を見て、3年生は、みんな「???・・・」。この道具は、昔の「電話機」でーす。3年生から一斉に「へえー!」と驚きの声が上がりました。 |
仕事に使う昔の道具も見学しました。これは「簔」(みの)と言います。今で言うと、昔のカッパです。子ども達は「お侍さんのテレビで見たよー!」と声を上げていました。 |
これは、足踏み水車です。今は、ポンプで水路から田畑へ水を送りますが、昔は、足でペダルを踏みながら、水路の水を田畑へ送っていました。昔の人の苦労や工夫を知り、子ども達も大いに驚いていました。 |
他にも、農作業をするための様々な道具を見学しました。子ども達は、加田先生の説明を聞きながら、昔の人の知恵がいっぱいに詰まっているのを知りました。 |
見学を一通り終わった後、民族資料館クイズにチャッレンジです!プリントに示してある昔の道具を、資料館の中から見つけ出していきます。子ども達は、館内をぐるぐる見て回り、昔の道具を捜し出します。まるで、宝探しみたいですね。子ども達も大いに楽しんでいました。 |
全部、捜し出したら、その道具の頭文字を並べます。頭文字を全部揃えたら「ふるえだしょう」です。やりましたー、V! |
また、見学した昔の道具の中で、とても興味を持った道具を写生しました。上手く、描けるかな~。 |
子ども達は、見学終了後も、加田先生をつかまえては、いろいろな質問をして学習を深めました。今日は、子ども達の好奇心を大いにくすぐる、とっても楽しい学習になりました。 |