4年生は、総合的な学習の時間を使って、1学期から環境学習に積極的に取り組んでいます。この日は、その一環として、鹿島市環境下水道課の協力の下、佐賀県環境サポーターの下田代さんをお招きして、段ボールコンポストを作り、堆肥づくりに取り組みました。
この取組は、家庭の生ごみを段ボールコンポストに入れて、微生物に分解してもらい堆肥にするというリサイクル活動、すなわち、SDG’s活動です。はじめに、佐賀県環境サポーターの下田代さんから、今日の学習の流れについて説明がありました。子ども達も、今日の学習に興味津々です。 |
さあ、いよいよ作業開始です!子ども達は、6つの班に分かれ、まず、段ボールコンポスト作りに取りかかりました。 |
次に、ブルーシートを広げ、その上に落ち葉を載せ、微生物が住みやすいように、ジョウロで水をかけます。落ち葉は、堆肥づくりに最適なクヌギやミズナラの葉っぱです。 |
次に、微生物の栄養分となる米ぬかを湿った落ち葉の上に万遍となくかけます。 |
そして、みんなで、米ぬかと落ち葉を丹念に混ぜ合わせます。これが、堆肥の素になります。 |
そして、段ボールコンポストの中に、自分たちで作った堆肥の素を次々と入れていきます。下田代さんによると、段ボールが通気性もよく、ほどよい湿度を保ち、微生物がより活性化して、よい堆肥ができるということです。 |
段ボールコンポストの中は、こんな感じです。 |
何となく温かいので温度を測ってみたら、19.5℃もありました。微生物が活性化してくると、これからどんどん温度が上がっていくとのこと。明日、明後日には、50度を超えると聞いて、子ども達もビックリしていました。 |
作業が済んだ後、子ども達は下田代さんから今後の作業について説明がありました。「堆肥の素が50℃になったら、両手のひら一杯程度の生ごみを入れること」「マイクロプラスティックごみに注意、生ごみは自然の物に限ること」「段ボールコンポストの中に害虫がいても殺虫剤を絶対かけないこと」等々、子ども達も下田代さんの説明をしっかりと聞いていました。 |
子ども達は最後に、堆肥の素が入った段ボールコンポストを生活コーナーに運びました。これから、子ども達は、毎日、家庭の生ごみを持ち寄って、段ボールコンポストの中に入れていきます。いい堆肥ができますように。ガンバレ!4年生ー。 |