2022年7月17日日曜日

7月1日(金)6年第5回情報モラル講座

 この日の2校時目、6年生を対象にした、第5回情報モラル講座の授業が実施されました。この日のテーマは、「オンラインゲーム~ネット依存」についてです。オンラインゲームの正しい利用とネット依存の危険性について、子ども達と一緒に考え、話し合いながら学習を深めました。


 今日の学習内容は、普段、みんなが家で楽しんでいるオンラインゲームに潜むネット依存の危険性についてです。まずは、文科省から配信されている情報モラル学習教材の動画「ゲームに夢中になると」をみんなで視聴しました。
 子ども達は、動画の視聴後、学習のキーワードである「コントロールする力」を念頭に、主人公がトラブル(ネット依存)になった原因について考えます。
 子ども達からは様々な意見が出されました。「約束を破って、ゲームをしすぎた」「やめられない、コントロールができない」「優先順位が守れなかった」等々。
 次に、予防策や解決策について考えていくことにしました。子ども達は、それぞれの考えをワークシートに記入して、意見交換を行い、自分の考えを広げたり、深めたりしていた。
 さあ、話し合った内容の発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。
 子ども達から次々と、予防策や解決策が出てきました。「見守り設定をする」「親の前でゲームをする」「ゲームの他にも楽しめるような趣味を見つける」「親に預ける」等々。みんな、いい意見を持っていますね。
 子ども達と予防策や解決策を話し合った後、動画「ゲームに夢中になると」の解説動画をみんなで視聴しました。解説の中には、ネット依存になっていく仕組みや原因などについて説明がありました。
 また、オンラインゲームを安全に使うポイントとして「①決めたルールは絶対に守る」「②時計をセットし、家の人に声をかけてもらう」「③自分でやめられなくなりそうになったら、家の人に預ける」「④ペアレンタルコントロールを設定する」などがあり、子ども達は動画を見ながら大きくうなずいていました。
 また、子ども達は、ゲームを全くしないのではなくて、自分をコントロールできる人が学力や成績も高いということも、データから確認しました。
 柿原先生からは、今日の学習「ネット依存」のまとめとして「①依存の入り口である習慣化をさせない」「②自分をコントロールする。優先順位を決めたり、ルールや約束をきちんと守れること」「③困った時は、信頼できる大人に相談する」の3つのことが話されました。
 授業の最後には、子ども達の行動宣言がありました。「自分をコントロールしてオンラインゲームを楽しみたい」「ゲームの時間を守り、優先順位を決めて、自分をコントロールする」「困ったら早めに大人に相談する」といった宣言が子ども達から出されました。

 次は、2時間かけて、これまで情報モラルについて学習してきたことを、それぞれ個人新聞としてまとめていきます。その後、情報モラル講座受講認定証の授与式が行われ、情報モラル講座が終了します。この模様は、鹿島ケーブルテレビの番組として放映されます。ぜひ、ご覧になってください。