2022年7月17日日曜日

7月1日(金)3年「上古枝の面浮立」を学ぼう!

 3年生は5月より、総合的な学習の時間を使って、面浮立の学習を行っています。この日は、2時間目に、上古枝面浮立保存会の皆様をお招きして、面浮立の学習をさらに」深めました。


 はじめに、上古枝地区の小野原区長さんから挨拶がありました。その中で、上古枝面浮立の歴史・由来などについて話をしていただきました。
 子ども達が、固唾をのんで見守る中、いよいよ上古枝面浮立保存会の皆さんによる面浮立の始まりでーす!
 子ども達にとって、本物の面浮立を間近に見ることは初めてのことで、大変貴重な体験となりました。とても迫力のある本物の面浮立を前に、子ども達の目も釘付けです。
 3年生の鶴喜助くんも、上古枝面浮立保存会の一員として、本日の踊りに加わり、見事な浮立の舞を披露してくれました。今日の喜助くんは、3年生のヒーローになりました。
 今回の面浮立の披露には、鉦打ちの方もお二人参加してくださいました。華やかな花笠をかぶって鉦を打つ姿に、子ども達は興味津々でした。
 面浮立の踊りが終わった後は、子ども達のインタビューです。いろんなことをいっぱい聞きたくてたまらない様子の子ども達。子ども達から質問の手が上がります。
 子ども達からは、「なぜ面浮立を踊るようになったのですか?」「面浮立の振り付けは何種類あって、それぞれどのような意味があるのですか?」「笛、太鼓、鉦を使うのはなぜですか?」「『かけうち』や『とりげ』の意味は何ですか?」等々、たくさんの質問が出ました。
 インタビューの後は、上古枝面浮立保存会の皆さんとのふれあいタイムです。鉦を持ってみました。結構、重いなあ~。子ども達は、代わる代わる鉦を持っては、鉦の重さを実感していました。
 本物の浮立面をかぶらせてもらいました!鼻の穴から周囲の様子が見えるのがわかりました。
 女の子達は、花笠をかぶせてもらおうとたくさん集まってきました。かぶせてもらって、どの女の子も笑顔いっぱいになっていました。
 最後は、みんなで記念写真をパチリ!今日はとても楽しい交流学習会となりました。上古枝面浮立保存会の皆様、本年度もご協力ありがとうございました。