2022年7月22日金曜日

7月13日(水)4年干潟の浄化実験

 この日の5時間目、4年生は、鹿島市ラムサール条約推進室から2名の講師の先生をお招きして「干潟の働きを知ろう!」というテーマで、干潟の浄化実験に取り組みました。子ども達は、この実験を通して、干潟が持つ浄化の力を知ると共に、干潟になぜ多くの生き物達が暮らしているのかを学びました。


 子ども達は、はじめに、干潟の浄化実験の進め方について説明を聞きました。
 いよいよ、実験のスタートです!まず、水の入ったビーカーの中に、墨汁を数滴落とします。
 墨汁を数滴落としたら、よくかき混ぜ、真っ黒になった水をろ紙に流し込みます。ろう斗の下の空のビーカーの中には、真っ黒の水がそのまま注がれていきます。何も変わりません。
 次に、シャーレに入った潟が各班に配られました。さて、次はどうするのかな?
 次は、墨汁入りの真っ黒の水の中に、潟を入れてよくかき混ぜて、潟入りの真っ黒の水を作ります。
 それでは、潟入りの真っ黒の水をろ紙に流し込みます。さて、どうなるのでしょう?子ども達も興味津々です!
 何と!ろう斗から落ちてきた水滴は、無色透明です!干潟の力が、真っ黒な水をきれいな水に変えるんですね。すごいですねー!子ども達からも歓声が上がりました。
 みんな、わかったかな。干潟の力ってすごいね!潟に汚れが付着してきれいな水になるのです。有明海は、見た目は潟で汚れているように見えますが、実は、潟の力でとってもきれいな海なんです。だから、たくさんの生き物達が暮らしているんですね。
 そして、干潟がなくなると、生き物達が暮らせなくなることを知りました。干潟の環境を守ることがとても大切なんですね。4年生の皆さん、干潟はふるさと鹿島の宝です。今日はとても大切なことを学びましたね。