2020年12月29日火曜日

12月22日(火)ふれあい道徳授業参観

 古枝小では、この日を「ふれあい人権・道徳の日」と名付け、3、4時間目に、各学級で人権に関することをテーマにして、道徳の授業を保護者へ公開しました。子ども達は、保護者を前にして、熱心に授業に参加していました。


 1年1組では、「それって、おかしいよ」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、子ども達が滑り台で遊ぼうと並んで待っているときの会話の様子が描かれています。1組の子ども達は、この資料を通して、何が良いことで、何が悪いことかを考えました。そして、「善悪の判断」「自律」「自由と責任」について学びました。
 1年2組では、「二わのことり」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、やまがらさんの誕生日に、みそさざいが遊びに行った時の様子が描かれています。子ども達は、友達と仲良くするにはどんなことに気をつければよいかを考えました。そして、「友情」「信頼」について学びました。
 2年生では、「おなじとちがい」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、ジンくんとケンちゃんが、ふくろうの博士さんと一緒にゲームをしながら、一人一人違いがあっていいということに気づく様子が描かれています。子ども達は、話し合い活動を積極的に行いながら、「個性の伸長」について学びました。
 3年生では、「うれしく思えた日から」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、自分に自信を持てない主人公が、自分のことを嬉しく思えるある出来事をきっかけに成長していく様子が描かれています。子ども達は、自分の意見を積極的に発表し合い考えを深めながら「個性の伸長」について学びました。
 4年生では、「ちがいのちがい」という資料を使って道徳の授業が行われました。4年生は、10月からユニバーサルデザインの授業に取り組んできました。今日の道徳の授業でも、これまで学んできたことを想起しながら、「それぞれの違いを認め合う大切さ」「個性の伸長」について学んでいました。途中、人権講話の講師としてお呼びした、内田先生も、子ども達の話し合いの様子を熱心に参観されていました。
 5年生では、「自分はどうしたら良い?~いじめに視点を向けて~」というテーマで、柿原先生自作のスライドを使って道徳の授業が行われました。このスライド資料では、生活の中で起こりえるいじめの場面やいじめの実態調査の結果、いじめ撲滅に向けた取組などが提示されています。子ども達は、この授業を通して、いじめの構造について深く理解し、より良い学校生活・集団生活を送るための行動について考えていきました。
 6年生では、「手品師」という資料を使って道徳の授業が行われました。この資料は、ある売れない手品師が、おとずれた絶好のチャンスを捨てて、男の子との約束を守ることを選んだ様子が描かれています。子ども達は、手品師が選んだ行動について話し合い、「正直」「誠実」について学びました。