2023年2月18日土曜日

2月15日(水)学校訪問2024「ボッチャ競技」スポーツ体験

 この日の2、3時間目、4年生を対象に「学校訪問2024」が開催されました。これは、2024年に佐賀県で開催される「SAGA2024国民スポーツ大会・全国障害者スポーツ大会」への県民の認知度や参画意識を高めるために、県内の学校を訪問して行われる体験型の出前授業のことです。子ども達は、大会に関する講話を聞いたり、ボッチャ競技を体験したりして大いに楽しみました。


 まず、SAGA2024実行委員会の方から、「SAGA2024国スポ・全障スポ」について説明がありました。佐賀県では、50年振りに開催される大会であることや、県外から選手、スタッフ、観客など、合わせて70万人が佐賀県を訪れること、競技数が全部で95競技もあること、等々が説明され、子ども達は大いに驚き、期待に胸が膨らんでいました。
 鹿島市で行われる競技についても紹介されました。鹿島市では、アーチェリー、軟式野球、グラウンドゴルフ、バッゴーなどがあると知り、子ども達も、これらの競技に興味津々でした
 SAGA2024実行委員会の方の話が終わり、子ども達は体育館へ移動。いよいよ、ボッチャ競技の体験です。「ボッチャって何?」名前は聞いたことがあるけど・・・、どのようにやるのかなあ~?まず、指導員の方から、ボッチャ競技の説明が行われました。
 競技の説明の中で、身体の自由がきかない障がい者の方が、どのようにボッチャ競技に参加するのかも紹介されました。子ども達は、障害のない人も障害がある人も、全ての人達がスポーツを楽しめるようにいろんな工夫がされているのを知りました。
 さあ、ボッチャ競技のはじまりです。白いボールにどれだけ近づけるかを、2つのチームに分かれて競います。ボールの投げ方は自由です。まずは、赤チームの第1投目。「エイ!」
 次々とボールを投げ入れていきます。相手のボールをはじき出して、自分が白いボールの近くになるようにしてもOKです!何か、あるスポーツに似ていますね~。そうです!そうです!「カーリング」みたいですね。
 指導員の方が、白いボールの周りに集まっている赤と青のボールを指しながら、点数の数え方を説明します。なるほど!ボッチャ競技ってこうするんだね。
 どっちが白いボールに近いかな?赤と青、判断がつかない時は、コンパスみたいな道具でこんなふうにして距離を測るんだよ。指導員さんの説明に大いに納得する子ども達でした。ボッチャ競技のことがよくわかった子ども達。次は、真剣勝負だよー!
 さあ、第2戦目!真剣勝負の始まりでーす!ボッチャ競技のことをよく理解した子ども達。頭を使って考えながらボールを投げ入れます。
 さあ、この1投で勝負が決まるよ~!緊張のラストの1投です。全員がボールの行方を見守ります。どこのチーム同士も真剣勝負で大盛り上がりです。
 競技の合間に、障がい者の方がボッチャ競技で使用する道具を体験する子ども達。説明を聞くだけでなく、実際に触ってみて、やってみてこそ、本当の理解につながりますね。
 最後に、「SAGA2024」の看板の前で記念写真です!ハイ、ピース、パチリ!ボッチャ競技の楽しさを大いに実感した子ども達でした。