2022年12月5日月曜日

12月4日(日)学習発表会・ふれあい祭り

 この日、実に3年振りに、新型コロナ感染対策を講じながらの古枝地区ふれあい祭りが、古枝小学校との共同開催で行われました。学校は、午前中、古枝小学校体育館で、総合開会式に参加し、第1部と第2部に分かれて学習発表会を行いました。そして、昼食をはさんで、祐徳グラウンドに移動し、ふれあい祭りの大縄跳び大会に参加しました。


<総合開会式>

 本年度より、総合開会式と学習発表会は、古枝小学校の体育館で行われます。まず、ふれあい祭り実行委員長の岩永さん、地区振興会会長の小野原さんから挨拶がありました。古枝小学校の子ども達にもエールが送られました。
 来賓の挨拶では、鹿島市の松尾市長さんからも挨拶がありました。古枝小学校の子ども達にも市長さんから励ましの言葉がありました。

<第1部/1・3・5年生>

 オープニングは、1年生の学習発表「できるようになったよ!!」です。1年生になって、できるようになったことをいろいろと発表しました。フラフープで何度も跳べるようになったことをステージ上で発表しています。
 給食着が自分でちゃんと着れるようになったことを発表しています。ホント、上手に、素早く、給食着が切れるようになっていますね。えらいぞ!1年生ー。
 成長した1年生の頑張りに、感情からも大きな拍手が贈られました。
 次に、3年生の学習発表「ハロー、アージュン」です。外国語活動の授業の様子について発表しました。外国語活動の授業では、英語を習います。とっても楽しく英語を学んでいる様子を生き生きと表現しました。
 アージュン、ステージに登場!子ども達と英語の歌を歌いながら一緒にダンシングです。会場から大きな拍手が贈られました。
 第1部のトリを飾るのは、5年生の学習発表「古枝みかん始まり物語」です。5年生は今年、「古枝の恵み」学習会と銘打って、みかん栽培とそれを広めた古枝の偉人「田島勝爾さん」について、地域の人達の協力を得ながら学んだことを、高学年らしくしっかりと発表しました。
 田島勝爾さんは、みかん栽培を通して、当時の地域の人達に、人として生きていくための大切な言葉をたくさん残しています。5年生は、それらの言葉一つ一つの意味を丁寧にしっかりと発表してくれました。

<第2部/2・4・6年生>

 第2部のオープニングは、2年生の学習発表「古枝の町で、かけ算発見!」です。みんなで取り組んだ古枝の「まち探検」の学習成果を、九九のかけ算を交えて元気よく発表しました。最初に訪れた場所は、古枝駐在所です。
 3回目に訪れた場所は、門前商店街にある新油屋さんです。3の段のかけ算を唱えた後、このお店で、大変有名な‟祐徳稲荷ようかん”が作られていることを発表しました。アイデアに溢れた2年生の発表に、会場から大きな拍手が贈られました。
 次は、4年生の学習発表「目指せ!環境マスター!」です。4年生は、鹿島市ラムサール条約推進室が主催する環境教育プログラムを活用して環境学習に熱心に取り組んできました。干潟体験で見つけた干潟の生き物たちを写真を見せながら発表しています。
 干潟のエイリアンの言われる‟ワラスボ”を大きくイラストに描いて発表します。干潟には、たくさんの貴重な生き物たちが住んでいるんですね。他にも、水生生物の調査やため池の水質調査、EM団子作りなど、環境学習で学んだことをたくさん発表してくれた4年生でした。さすが!環境マスター!
 第2部のトリを飾るのは、6年生の学習発表です。「平和とは?命とは?~私達が学んだこと」と題して、修学旅行で学習してきた‟平和学習”と助産師の津上先生と学んだ‟いのちの授業”をコラボさせて発表しました。
 はじめに、長崎で原子爆弾が投下された日のことを劇で紹介しました。原子爆弾の投下によって、日常の生活が一瞬の失われてしまった悲劇を表現豊かに演じました。
 長崎に落とされた原子爆弾ファットマン(全長3.25m、最大直径1.5m)の実物大を広用紙に描いて、体育館2階ギャラリーから、投下される様子を見せました。とても迫力があり、下級生たちはみんな驚いていました。
 爆心地公園でアメリカ人と偶然出会ったエピソードをもとに、「人は、一生のうちに約3万人の人と出会いがある。世の中は出会いに溢れている」と、出会いの素晴らしさ、そして、かけがえのない命を大切にすることについて訴えました。
 6年生にとって、小学校最後の学習発表。いのちの授業、自分たちが長崎で見てきたこと、聴いてきたこと、感じてきたことなどを織り交ぜながら、命や平和の大切さについて、最上級生らしい素晴らしい発表を見せてくれました。会場から大きな大きな拍手が贈られました。

<ふれあい祭りへ参加>

 午後からは、ふれあい祭りに参加しました。子ども達が参加したのは、祐徳グラウンドで行われた大繩8の字跳びです。子ども達は、日頃から体力向上を目指して、8の字跳びに取り組んでいます。この日は、縦割り班対抗で行われました。
 ルールは、3分間で何回跳べるかです。ハイ、ハイ、ハイ、ハイ、・・・、ハイ、ハイ、ハイ、ハイ、子ども達の掛け声がグランドに響き渡ります。軽快に跳ぶ子ども達。跳んだ回数が最も多いのは、どのチームでしょう。
 振興会会長から賞状を受け取る子ども達。優勝は、167回のキリンチームでした。準優勝は、144回跳んだペンギンチームです。この後、子ども達一人一人にアクエリアスの参加賞が手渡されました。
 3年振りのふれあい祭りは、コロナ対策のため縮小開催となりましたが、無事に終了し、久しぶりの学校と地域の合同イベント開催に子ども達も大いに楽しみました。地域の皆様、ありがとうございました。