2021年5月28日金曜日

5月26日(水)6年「ホタルの里」復活大作戦Ⅴ

 この日の2、3時間目、6年生は、古枝ホタル保存会会長の河浪丘さんを再びお招きして、ホタルの生態について深く理解し、ホタルの幼生の飼育の仕方を学ぶための「ホタルの学習会」を行いました。


 はじめに、子ども達は、ホタルの生態を説明したビデオを、河浪さんと一緒に視聴しました。
 子ども達は、ビデオを視聴しながらワークシートにメモをしっかりと取っていました。どの子ども達からも、ホタルのことをしっかりと理解したいという強い思いが伝わってきます。
 ホタルのビデオを視聴した後、河浪さんから、ホタルの生態について補足説明がありました。河浪さんの説明はとってもわかりやすく、子ども達の理解もさらに深まりました。
 また、子ども達は、河浪さんの話から、ホタルを学習していくと、ホタルからさらに、環境問題や文化史、光、生命の誕生、生物の多様性、等々、様々な分野へ学びが広がって行くことを知りました。
 河浪さんへの質問タイムです。子ども達の手が一斉に上がりました。「日中は、ホタルはどこにいるのか?」「ホタルの寿命はどれくらいか?」「なぜ、古枝は、ホタルの里というのか?」等々、たくさんの質問がありました。
 次に、河浪さんから、今日の学習会のメインでもある、ホタルの幼生の飼育の仕方について説明がありました。身を乗り出すようにして、河浪さんの説明を聞く6年生、意気込みが伝わってきます。
 ホタルの卵をルーペで観察する6年生。「あった!あった!」「見える!見える!」1mmも満たないほどのたくさんの小さな卵がキラキラと輝いて見えます。この卵から幼生が生まれるんだな~。
 子ども達は、河浪さんから指導を受けながら、水草と水草に付いているたくさんの小さな卵を、網かごに移す作業を行いました。ピンセットを使って慎重に移していきます。それを見守る子ども達。緊張した空気が流れます。
 最後に、河浪さんから、卵からかえった幼生の様子もしっかり観察してほしいと話がありました。今日からいよいよ、子ども達によるホタルの幼生の飼育が始まります。ガンバレ!6年生。