本日5年生は、4時間目に、5年1組の教室へ鹿島市教育委員会学芸員の高橋研一さんをお招きし、竹ノ木庭水道学習会を行いました。その後、午後から実際に竹ノ木庭地区へ行き、地域の人達と一緒に竹ノ木庭水道を歩きました。この学習は、5年生の米作り体験学習の一環として新しく企画したものです。子ども達は、先人の人達が米作りのためにいかに「水」を大切にしてきたのか、その強い思いや感謝の気持ち、水を得るための労苦などを感じ取ることができました。
まず、子ども達は、高橋さんから竹ノ木庭や水道の歴史、嶽水道と竹ノ木庭水道の違いなどの話を聞き、竹ノ木庭についての知識を深めました。 |
高橋さんの話は、子ども達にとって、とても分かりやすく面白い内容でした。髙橋さんの話が終わった後の質問タイムでは、子ども達から一斉に質問がでました。質問の中には、古枝の言葉の由来や竹ノ木庭地区の耕作放棄地の実態について尋ねる質問もありました。 |
高橋さんの話の後、竹ノ木庭地区の森田区長さんからの挨拶がありました。子ども達は、今日の学習のために地域の人達が水道沿いの道を整備してくださったことを知り、感謝の言葉を述べました。 |
歩く距離は、約1㎞(嶽水道は5㎞)です。嶽水道と同じように滑らかな傾斜の水道が敷かれています。冷たい透き通った水が気持ちよく流れます。約200年前の竹ノ木庭住民の方々の土木技術の素晴らしさを感じます。 |
このゴール地点に、さらに上流の方から水が流れています。この水を、水道を使って竹ノ木庭の集落へ送っています。 |
子ども達も、水神様へ感謝の気持ちを表します。「ありがとうございます、水神様」このように、日本人は昔から自然の恵みにいつも感謝の気持ちを表していたのですね。 |
当時のままの水道を見た後、ゴール地点に竹ノ木庭の山から引かれている地下水をみんなでいただきました。 |
最後に、みんなで記念写真です。サイコー、竹ノ木庭水道! はい、チーズ! パチリ。 |