2022年3月30日水曜日

3月18日(金)第75回卒業証書授与式

 この日10時より、古枝小学校第75回卒業証書授与式を行いました。本年度も、新型コロナ感染症の影響で、来賓の方の参加自粛、在校生は5年生のみの参加、ということで、規模を縮小しての開催となりました。卒業生にとっては残念だったと思いますが、そのような中でも、31名の卒業生たちは、立派に卒業式をやり遂げました。古枝小学校で学び培ってきたことを土台にして、中学校でも自分らしく大きく羽ばたいてくれることを確信しています。


 「威風堂々」の曲が流れる中、卒業生の入場です。担任の柿原先生を先頭に、どの卒業生も、胸を張って堂々と入場してきました。
 さあ、いよいよ卒業証書授与が始まります。柿原先生もやや緊張しています。卒業生一人一人の頑張りを振り返りながら、心を込めて卒業生一人一人の名前を呼んでいきます。
 校長先生が卒業証書を読み上げ、手渡します。卒業生は、緊張しながらも、自分の卒業証書をしっかりと受け取りました。
 卒業生はステージに上がると、一人一人、将来の夢や目標を大きな声で力強く宣言していきます。ガンバレ!卒業生。
 卒業証書授与が終わり、校長先生の式辞です。校長先生からは、卒業生へのはなむけの言葉として、星野富弘さんの詩「幸せという花があるとすれば、その花の蕾のようなものであろうか。辛いという字がある。もう少しで幸せになれそうな字である」が贈られ、‟希望を持って、最後まであきらめないことの大切さ”について話がありました。
 校長先生の式辞が終わり、いよいよ在校生5年生による「お別れの言葉」です。これまでの6年生との思い出、そして、古枝小学校を力強く導いてくれた6年生に対する感謝の気持ちが伝えられました。そして、合唱「大空を迎える朝」を高らかに歌いました。
 5年生のお別れの言葉が終わり、いよいよ卒業生のお別れの言葉です。6年間過ごした古枝小学校の思い出、在校生や先生方への感謝の気持ちが伝えられました。そして、卒業生の合唱「旅立ちの日に」が歌われました。
 「旅立ちの日に」の歌の間奏では、卒業生全員が一斉に、担任の柿原先生の方を向き、これまでの導きに対し感謝の気持ちを言葉にして伝えました。柿原先生も思わず涙・・・。とても素晴らしい感動のシーンとなりました。
 保護者代表の挨拶です。鶴田常太郎様より、私たち職員に対し、心温まるお礼と感謝の言葉をいただきました。卒業生たちには、これまでの頑張りを称賛する言葉と、中学校生活に向けての励ましの言葉をいただきました。誠にありがとうございました。
 約1時間あまりの卒業式でしたが、会場が感動に包まれた素晴らしい卒業式となりました。会場を退場していく卒業生たちの姿が、実に堂々として誇らしく感じました。6年生のみなさん、最高の卒業式でしたよ。
 卒業式の後、教室で、柿原先生による最後の授業がありました。柿原先生の卒業する6年生へ送る最後のメッセージ(お話)です。感謝の言葉と新しい旅立ちに向けてエールが贈られました。
 柿原先生には、卒業生一人一人から、感謝の気持ちと共に、一輪の花が贈られました。中には、柿原先生を前にして、こみ上げてくる涙を抑えられず、顔を上げられない卒業生もたくさんいました。温かい感動が教室いっぱいを包みました。
 いよいよ学び舎を去る時がきました。職員室前では、先生方が花のトンネルをつくり、卒業生たちを見送ります。大きな拍手が、廊下に響き渡りました。柿原先生も6年生たちもよく頑張りました。素晴らしい6年生でした。ありがとう!6年生。