2022年3月19日土曜日

3月3日(木)校長先生の授業(中学進学に向けて)

 この日の4校時目、本校を卒業して中学校へ進学する6年生に向けて、最初で最後の校長先生による授業がありました。中学生になると、高校受検が控えています。そのために、進路指導の授業がたくさんあります。卒業していく6年生に、中学生としての心構えとして、将来の夢・進路について考えてもらおうと、この授業を実施しました。


 授業のテーマは、「自分の将来の夢を描き、輝いて生きることを考えよう!」です。自分の進路を見つけるためには、まずは「自分の将来の夢」を描くことが大切です。このような話から授業がスタートしました。
 まず、6年生に、「学校」(小中高等)を卒業したら、「社会人=社会の一員」になるということを確認しました。そして、社会の一員とは、もう少し具体的に言うと、「より良い社会をつくる一員」になるということである。そして、「より良い社会をつくる」ということは「働くこと」、そして、「働くこと」とは、「人(社会)のために動く、行動する」ということであることを確認しました。
 では、「学校は何のためにあるのか?」それは、社会人となるための基礎を学ぶために存在することを伝えました。「その基礎とは?」具体的に言うと、1つは「基礎学力」です。2つ目は「社会性」(礼儀・マナー、コミュニケーション力、協調性、ルールを守る力、相手の気持ちや思いをくみ取る力、等々)です。そして、3つ目は「将来を描く力」であることを伝えました。
 次に、「自分の将来を描く」とは、「自分の仕事を見つけることである」という話をしました。そのために必要なこと、それは「自分のことを知る」こと、次に「現実の社会に触れる」こと、そして「夢のある、やりがいのある仕事を見つける」ことであると伝えました。子ども達は、人のため、社会のため、このような仕事をしたい、見つけたい、それが「夢を持つ」ということであることを知りました。
 そこで、6年生に、夢を持つための授業、夢を見つけるための授業、すなわち、ドリームボード授業を来週、3月7日(月)8日(火)に予定していることを伝えました。
 ドリームボード授業は、令和元年度からスタートし、本年度で3回目となります。6年生にとって、素晴らしい体験となることでしょう。お楽しみに!