2021年1月28日木曜日

1月27日(水)6年情報モラル講座スタート!

 この日の2校時目、6年生を対象とした、本校独自の取組である、情報モラル講座授業がスタートしました。本校のインターネット利用の実態調査を行ってみると、ほとんどの子ども達が、ゲーム機やスマートフォン、タブレットなどの機器を使って、LINEやインスタグラム、You Tube やティックトックなどを使っているという実態があります。また、本校では昨年度、オンラインゲームの機能を使って、いじめの問題も起こっています。

 このような実態を踏まえ、総合的な学習の時間を使って、本年度の新規教育活動として情報モラル講座に取り組むことにしました。この講座は、1時間ずつ実施され、全部で8時間計画しています。今日は、その第1回目の授業となります。


 第1回目の講座は、インターネット利用の実態調査の結果を受けて、情報社会の光と影について、みんなで考えていく授業となりました。
 今日の学習のねらいは、「インターネットの特性を知って、正しく安全に利用できるようになろう」です。インターネットの危険なところを勉強するだけでなく、良いところにもしっかり目を向けて正しく使えるようになってほしいと思います。
 子ども達の実態調査から、ゲーム機やスマートフォン、タブレットなど、様々な機器を使ってインターネットを利用している実態が浮かび上がり、あらためて、手軽に、気軽にインターネットが使える環境が身の回りにあることを確認しました。
 実態調査の結果を受けて、子ども達は、自分の経験と照らし合わせながら、インターネットの利便性と危険性について話し合いました。
 子ども達は、自分達がよく利用している、ウェブページ、LINE、写真や動画の投稿、オンラインゲームについて、利便性と危険性をみんなで出し合いました。
 どのグループの子ども達も熱心に話し合っていますね。子ども達にとって身近な問題だけあって真剣です。
 さあ、話し合った内容についての発表です。子ども達の手が一斉に上がりました。
 担任の松林先生が、子ども達の発言を黒板に貼られた広用紙にどんどん書いていきます。ウェブページ、LINE、写真や動画の投稿、オンラインゲームについて、子ども達が考えた、それぞれの利便性と危険性がどんどん書かれていきました。
 ワークシートには、今日学習した内容がびっしりと書かれています。今日の授業が、子ども達にとっていかに有意義なものだったかがわかります。
 今日の授業の最後に、松林先生から、自分もトラブルに巻き込まれる可能性があるという「自分意識」をもってこれからの学習に臨む大切さについて話がありました。次からは、「ウェブページ」「SNSへの写真や動画の投稿」「LINE」「ネット依存」について、焦点を絞って授業が行われます。お楽しみに!